Celonis Snapで始めるプロセスマイニング入門 vol1 ~環境構築編~

みなさん、こんにちは。スマートテクノロジーオフィス吉田です。
この記事は「CRESCO Advent Calendar 2019」2日目の記事です。

昨年の「CRESCO Advent Calender 2018」では、プロセスマイニングツール「Celonis」についてまとめてみたという記事を書きました。

その結果、2018年の弊社のアドカレPV数第1位だったそうです!みてくださった皆様ありがとうございます。

Celonisやプロセスマイニングについてはまだまだ情報も少なく、いくつかお問い合わせいただくこともあり、重たい腰を上げて続編記事を書くことにしました。Celonisってなに?という方は、こちらをご覧ください。左記記事内で紹介している30日間の無償トライアルに代わり、Celonis Snapという無償版オープンプラットフォームをご紹介したいと思います。

Celonis Snapとは?

Celonis社は、エンタープライズ企業向けの有償製品版Celonis EnterpriseというEditionの他に、Celonis Snapという無償のプロセスマイニング環境を提供しています。中小企業やスタートアップ、個人ユーザーでの利用を想定した、いわゆるCommunity Editionになります。Edition間の詳細な比較はこちらをご参照ください。

Celonis Snapの特徴

  • 無料で使用できる
  • CSV / XLSファイルから最大500 MBのイベントログデータをロードすることが可能
  • SAPやOracle、Sales Force、Microsoft Dynamics 365などからデータを自動抽出するデータコネクタは利用できない

Celonis Snapの始め方

以下のURLにアクセスし、ユーザー登録を行います(会社のメールアドレスが必要です。)

https://www.celonis.com/snap-signup/

 

皆さまの状況に合った選択肢を選んでいただき、規約を確認の上、Sign Upしてください。

 

Sign Upするとその場でテナント作成が行われます。数分程度で作成されます。アクティベーションメールが送付されますので、メールを確認しましょう。

メールより「Join The Team」ボタンをクリックします。

 

Activation Codeが記載された画面が表示されますので、プライバシーポリシーや利用規約を確認の上、「Start」をクリックします。

 

アカウント作成画面が表示されますので、アカウント情報を入力します。

 

テナントのサインイン画面が表示されます。このURLをブックマークしておくとよいでしょう。
さきほど作成したアカウント情報でログインします。

 

Celonis Snapへログインできました!
まずは「Check Demo Analyses」をクリックしてみましょう。

 

Process Analytics画面が表示されました。「Analyses the Pizza Order Process」を選択してみましょう。

Process Explorerが表示されました。

ここで用意されているデモサンプルは、ピザの注文プロセスです。ピザの注文から配達完了までのアクティビティ(業務プロセス内で発生するステップ)が表示されています。初期表示はHappy Path(もっとも頻繁に発生する経路情報)が表示されています。

Happy Path経路一覧

通しNo Activity名 日本語訳
1 Order by phone 電話注文
2 Start preparing pizza ピザの調理準備
3 Start baking pizza ピザを焼き始める
4 Baking pizza ready ピザが焼きあがる
5 Plan route 配達ルートの決定
6 Departure pizza 宅配開始
7 Pizza arrived at a customer ピザが顧客に届く
8 Payment customer 料金支払い

Happy Pathを見ると、業務の概要がシンプルに表現されるため、業務を知らない人でも一目で理解することができます。ピザの注文プロセスなので、かなりとっつきやすくなりましたね。今回は120件のピザの注文に対し、アクティビティ数は1214件とのことなので、件数も少ないです。

右側のActivitiesスライダーを最大にすることで、稀にしか発生しないActivityを含む全Activityを表示することができます。

このピザ注文プロセスでは、Webサイト経由での注文フローが表示されます。このように動的にプロセスフローの表示量を変更したり、Webサイト経由での注文プロセスにかかる時間と電話注文プロセスでのかかる時間、それぞれの条件分析などを行うことができるのが、Process Explorerです。

今日はここまでとし、次回はこの「ピザ注文のプロセス」をもう少し詳しく分析していきたいと思います!お楽しみに。

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