ifLinkオープンコミュニティをおすすめする3つの理由

こんにちは。エマージングテクノロジーオフィスの中村です。

ifLinkオープンコミュニティとは何者なのか、何ができるのか、参加するとどんなメリットが得られるのか気になる方もいると思います。

今年の4月よりクレスコはifLinkオープンコミュニティに参加しています。

今回はifLinkオープンコミュニティに参加して半年が経過した時点での、私が感じたifLinkオープンコミュニティの魅力などを記事にしてみたいと思います。

目次

  • ifLinkとは何か、ifLinkオープンコミュニティとは何者か
  • ifLinkオープンコミュニティをおすすめする3つの理由
  • おわりに

ifLinkとは何か、ifLinkオープンコミュニティとは何者か

ifLinkとは何か?

では本題の前に、ifLinkとは何か少しだけ解説します。

ifLinkとは「様々なIoT機器やWebサービスをモジュール化することで、ユーザーが自由に組み合わせて便利なしくみを簡単に実現することができるIoTプラットフォーム」です。

つまり、「誰もがカンタンにIoTを扱える製品と言い換えられると思います。

ITに詳しくない主婦、子供など、人を選ばずifとthenの組み合わせで簡単にIoTを使ったシステムが作れる製品だと言えば、イメージし易いかと思います。

ifLinkオープンコミュニティとは何者か?

ifLinkオープンコミュニティの言葉で表現すると、

さまざまな企業・団体に所属する人々がその垣根を超えて、オープンに交流しながら「誰もがカンタンにIoTを使える世界」を実現するためのコミュニティです。

東芝が中心となり国内外の100社以上が参加するIoTコンソーシアムで、「オープンイノベーションによるアイディアやサービス、知識を組み合わせ革新的なビジネス、イノベーションを共創する場」だと私は解釈しています。

より具体的に言うと、OSSのソフトウェアを組み合わせ作られたAndroid OSのように、「各会員企業が持つアセット(プロダクト、サービス及びアイディア等)を組み合わせ、サービスやプロダクトを一緒に作る場所」と表現したほうがピンとくるかもしれません。

ifLinkオープンコミュニティをおすすめする3つの理由

では、クレスコが本コミュニティに参加してみて、ifLinkオープンコミュニティをおすすめする3つの理由を書いてみたいと思います。

ifLinkオープンコミュニティをおすすめする3つの理由

  1. POC(概念実証)が手軽にできる
  2. カジュアルにスタートアップが試せる
  3. 他社、異業種の課題やアイディアを知り気軽に提案できる

1.POC(概念実証)が手軽にできる

ifLinkオープンコミュニティでは、既に製品化されたifLinkを使うことで、IoTモジュールとWebモジュール等を組み合わせ、手軽にPOC用IoTシステムを作ることが可能になります。

もし利用したいモジュールが見つからない場合でも、開発するためのSDKが提供されており、1からシステムを作る必要がないため、短期間で新しいモジュールを開発することができます。

クレスコも活動の中でifLink用のモジュールを開発しましたが、提供されたSDKのおかげもあり、私一人で1か月程度の期間で小型多機能センサーモジュールとAlexaモジュールを開発することができました。

以下がクレスコで作成したPOC用IoTシステムです。

このPOCは洗濯機のドアの開閉状況を判断し、洗濯機の使用状況をAlexaが教えてくれるシステムです。

このように、手軽にモジュールを組み合わせることでIoTシステムが利用でき、そしてSDKを使うことで低コストでモジュール開発ができるようになるため、実証実験も比較的簡単に実施できるようになります。

2.カジュアルにスタートアップが試せる

ifLinkオープンコミュニティでは、スタートアップのような活動、つまり新しい市場やビジネスモデルに挑戦するパイロットテストが可能です。

多くの中小、大企業では新規事業を作る際、新規事業を生み出すインキュベーション(事業の創出や創業を支援するサービス・活動のこと)に苦戦していると思います。

そういった意味で、ifLinkオープンコミュニティでは、様々なアイディアを基にカジュアルにPOCを試せる「部活ifLink」という活動があり、事業創出や創業を体験、実験できる場所があります。

部活ifLinkとはどんな活動か?

部活ifLinkを一言で言うと「ifLinkコミュニティ内のスタートアップ企業、ベンチャー企業」のようなものと私は解釈しています。

ifLinkオープンコミュニティには以下の3つの活動があります。

この上図の真ん中の活動が部活ifLinkになります。

コミュニティミートアップというイベントで、会員の「やりたい」「解決したい」という強い想いを、会員の前でピッチして、仲間を募り、その想いを実現する部活を作る。

そして、その想いを仲間とカタチにする、そんな活動が部活iflinkになります。

クレスコも他の会員企業と一緒に「ストレスフリーなシェアエコライフをイフる部」という部活を立ち上げ、新規事業を立ち上げる際、自社に何か足りていないかパイロットテストを行っております。

以下の動画はストレスフリーなシェアエコライフをイフる部」の紹介動画になります。

このように、新規事業の7割~9割は失敗すると言われている中で、自社に何が足りていて、何が足りていないのか、部活ifLinkを通して事前に自社の課題を見つけることができることは非常に貴重だと考えます。

3.他社、異業種の課題やアイディアを知り気軽に提案できる

ifLinkオープンコミュニティでは他社、異業種の課題を知ること、気軽に自社のアセットやアイディアを提案することが可能です。

本コミュニティには、会員区分にプレミアム会員企業という会員が存在しており、そのプレミアム会員企業が共創してくれる仲間やアイディアを募集するビストロifLinkという活動があります。

この活動では、プレミアム会員企業が保有するアセットの活用方法や、ビジネス課題を全会員企業に投げかけ、各会員企業が保有するアセットやアイディアをプレミアム会員に対して気軽に提案することができます。

もし、提案が採用されれば、ビジネス化に向けて共創活動が始まります。

既に本コミュニティで協業することが決まった事例も出ています。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63349810S0A900C2X20000/

このように、他社のアセットやビジネス課題を聞くことができる貴重な場としても活用でき、その上、各会員企業が持つアセットを活用できるチャンスにもなるため、このような機会は大変魅力的だと思います。

おわりに

いかがでしょうか。

ifLinkオープンコミュニティが何者か、参加することでどんなメリットが得られるか、少しでも感じていただけたでしょうか。

昨今では、消費者の好みや生活行動も細分化され、一企業の努力だけでは消費者の気持ちをつかむことが困難になってきている時代です。​

また、​あらゆるマーケットが成熟し、新しいサービスが生まれにくくなっているため、自社だけでなく異業種、異分野が持つ技術やアイデア、サービス、プロダクトを活用する必要があると考えます。

そういった中で、オープンイノベーションによるビジネス共創は今後ますます進んでいき、ifLinkオープンコミュニティのようなコミュニティはより貴重なものになっていくと思います。

正直なところ、出来て間もないコミュニティであることから、手探りで進めているような部分もあり、粗削りな部分も否めません。

しかし、手探りで進めているからこそ、運営方針に改善提案や意見が通りやすく、事務局と一緒により良いコミュニティを作れるチャンスもあります。

もし、ifLinkオープンコミュニティに興味があり、入会を迷っているのであれば入会してみることをおすすめします。

一緒にオープンイノベーションによるビジネス化を目指していきましょう。

 

参考情報:

ストレスフリーなシェアエコライフをイフる部ブログ

https://note.com/shareeco/n/n64fd14db3df6

 

ifLinkオープンコミュニティ

https://iflink.jp/

 

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