UiPath Process Miningの主な機能としては以下の4つの機能があります。
No. | 機能 | 説明 |
1 | データ抽出 |
ERP、 CRM、 SCM等のパッケージ製品、およびスクラッチ開発した社内システムの履歴データを抽出することができます。またCSVなどファイルでの連携も可能です。 |
2 | データ加工 |
UiPath Process Mining Connectorというコンポーネントが用意されており、複数データソースのデータ結合、クレンジング、ビジネスロジックの追加などが行えます。 |
3 | ダッシュボード作成 |
UiPath Process Mining AppOneというコンポーネントが用意されており、業務プロセスや課題の可視化に役立つダッシュボードのテンプレートとなっています。 また、任意の分析アプリケーションを使用してニーズに合わせたダッシュボードを作成することも出来ます。 |
4 | 分析 |
プロセスの流れを分析するバリアント分析、アクティビティ(請求書受領、承認等)が実施された件数を分析する頻度分析といったプロセス分析を実施します。 |
以下の手順でトレーニング環境にアクセスしてください。
No. | 用語 | 説明 |
1 | ケース | 取り込んだデータのケース数(案件数、チケット数等) |
2 | イベント | ケースに対して行われたアクション(請求書受領、承認等)の合計回数 |
3 | アクティビティ | 取り込んだデータで行われたアクション(請求書受領、承認等)の種類 |
4 | バリアント | プロセスの流れのパターン |
5 | ユーザー | 取り込んだデータでアクションを実施したユーザー数 |
今回は、UiPath Process Miningについて紹介しました。
業務上のデータをプロセスマイニングツールを使用して分析することで、業務での改善点を発見することが出来ると思います。また、発見した改善点の中に定例業務がある場合、プロセスマイニングツールとRPAツールを組み合わせることでも業務の改善が出来るかと思います。
今回紹介した機能以外にもUiPath Process Miningには多くの機能があります。より詳しく学習したい場合は、ぜひUiPath Academyから学習をしてみてください。