UiPath Process Mining使ってみた

この記事は『CRESCO Advent Calendar 2020』16日目の記事です。
こんにちは、システムズエンジニアリングセンターの横田です。
今回はプロセスマイニングのツール紹介をしたいと思います。
今回紹介するツールは、UiPathから提供されているUiPath Process Miningです!!

主な機能

UiPath Process Miningの主な機能としては以下の4つの機能があります。

No. 機能 説明
1 データ抽出
ERP、 CRM、 SCM等のパッケージ製品、およびスクラッチ開発した社内システムの履歴データを抽出することができます。またCSVなどファイルでの連携も可能です。
2 データ加工
UiPath Process Mining Connectorというコンポーネントが用意されており、複数データソースのデータ結合、クレンジング、ビジネスロジックの追加などが行えます。
3 ダッシュボード作成
UiPath Process Mining AppOneというコンポーネントが用意されており、業務プロセスや課題の可視化に役立つダッシュボードのテンプレートとなっています。
また、任意の分析アプリケーションを使用してニーズに合わせたダッシュボードを作成することも出来ます。
4 分析
プロセスの流れを分析するバリアント分析、アクティビティ(請求書受領、承認等)が実施された件数を分析する頻度分析といったプロセス分析を実施します。
結果、プロセスマイニングで分析することで、逸脱したプロセスの流れや特定のアクティビティで処理件数が多くなっている原因が可視化され、改善策を打てるようになります。
今回は、4つ目の機能である「分析」について紹介します。

 

トレーニング環境へのアクセス

「分析」について、紹介する前に作成されているダッシュボードへのアクセス方法を紹介したいと思います。
作成されているダッシュボードは、UiPath Academyの「UiPath Process Mining AppOneコース」よりアクセス出来ます。

以下の手順でトレーニング環境にアクセスしてください。

1. UiPath Academyへアクセス
 →UiPath Academyへはこちらのリンクからアクセスしてください

 

2. 「UiPath Process Mining AppOneコース」コースを開始
 →コースから「Process Mining AppOne」を検索して「UiPath Process Mining AppOne コース」を開始してください

 

3. [UiPath Process Mining AppOne Introduction] のリンクからトレーニング環境へアクセス
 →「1 UiPath Process Mining AppOne – イントロ」の、イントロダクション章にある [UiPath Process Mining AppOnetraining environment] のリンクへアクセスして下さい

 

 

4. 「開始」 をクリック

 

以上で、Process Mining のトレーニング環境へアクセスが行えました。

 

「分析」機能について

それでは、アクセスしたトレーニング環境を用いて「分析」機能について紹介したいと思います。
今回は、ダッシュボードの「概要」、「プロセス」のメニューについて紹介したいと思います!!

1.概要

まずは、「概要」メニューについてです。
左側の「概要」メニューをクリックしてください。
この概要では、取り込んだデータのケース数やイベント数(ケースに対して行われたアクション数)などを確認することが出来ます。
このメニューを確認することで、分析データの概要を把握することが出来ます。
以下の内容を把握することが出来ます!
No. 用語 説明
1 ケース 取り込んだデータのケース数(案件数、チケット数等)
2 イベント ケースに対して行われたアクション(請求書受領、承認等)の合計回数
3 アクティビティ 取り込んだデータで行われたアクション(請求書受領、承認等)の種類
4 バリアント プロセスの流れのパターン
5 ユーザー 取り込んだデータでアクションを実施したユーザー数

2.プロセス

次に「プロセス」メニューについてです。
左側の「プロセス」メニューをクリックしてください。
こちらでは、実際のプロセスの流れを確認することが出来ます。
取り込んだデータの実際のプロセスの流れを確認することで、経験からの予測ではなく視覚的に分析を行うことが出来ます。
具体的にはUiPath Process Miningでは、アクティビティ(ケースに対して行われたアクション)が行われたケース数によって表示色を変更されているため視覚的にどのアクティビティが多く行われているのかを分析することが出来ます!!
このプロセスグラフのレイアウトは、開始アクティビティから実行順序で配置して表示されるためプロセスの流れをより直感的に把握することも出来ます。
また、視覚的に分析する機能としてはプロセスの流れをアニメーションで表示することが出来る「プロセスグラフアニメーション」の機能があります。
この機能を使用するとケースがプロセスをどのように進行しているかを示すことができます!
UiPath Process Miningの好きな機能の一つとして、ダッシュボード内のプロセスグラフなどのグラフをPNGやPDF,CSV形式で出⼒する機能があります。ダッシュボード内で分析した結果を他の資料に埋め込んで資料作成することも出来るのがうれしいポイントです。

感想

今回は、UiPath Process Miningについて紹介しました。

業務上のデータをプロセスマイニングツールを使用して分析することで、業務での改善点を発見することが出来ると思います。また、発見した改善点の中に定例業務がある場合、プロセスマイニングツールとRPAツールを組み合わせることでも業務の改善が出来るかと思います。

今回紹介した機能以外にもUiPath Process Miningには多くの機能があります。より詳しく学習したい場合は、ぜひUiPath Academyから学習をしてみてください。

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