こんにちは、システムズエンジニアリングセンターの横田です。
今回はRPAツールであるUiPathの認定資格について紹介したいと思います。
今回紹介する資格は、UiPath RPA アソシエイト資格試験です!!

 

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目次

UiPath RPA アソシエイト資格試験とは?

UiPath RPA アソシエイト資格試験とは、UiPathが認定する資格プログラムであるUiPath Certified Professionalの内の1つです。
詳細については、こちらを参照ください。
RPAを業務で活用し始めた方からRPA開発が数か月以上の実務経験がある方まで幅広く対象です。

どんな問題が出題されるのか?

UiPathの製品についての問題から開発を行う際の基礎的な問題まで幅広く出題されます。

具体的には、以下のような問題です。
1. RPA の基礎
2. UiPath Studio の概要
3. 変数と引数
4. セレクター
5. 制御フロー
6. データ操作
7. UiPath の自動化概念と、あらゆるテクニック
8. UiPath Orchestrator の概要
出題問題の詳細は、こちらを確認してください。

上記の問題は、UiPathアカデミーの以下のコースで学習することが出来ます
1. RPA スタータープログラム
2. RPA デベロッパー基礎プログラム
3. Automation Version Control Systems (EN コース)

受験するまでの学習方法

今回は私がどんな方法で資格受験に向けて学習していたのか紹介したいと思います。
参考までに私はこれまで約1年半業務でRPA開発を行っていました。
学習方法としては以下のような手順で学習していました。

  1. プラクティス テストを受験
  2. プラクティス テストで判明した苦手分野についてUiPathアカデミーを受講
  3. UiPathアカデミーを受講して不明点は実際に開発を行う
  4. 1~3を繰り返す

プラクティステストはこちらからアクセスしてください。
UiPathアカデミーはこちらからアクセス出来ます。

試験勉強としては、上記の手順をプラクティステストで合格点を取れるようになるまで学習していました。
私は業務でRPA開発を行っていたこともあり平日は毎日1時間程度学習して、土日は5時間程度学習するのを1週間行っていました。

この学習の中で特に実施しておいて良かったと思うのは、プラクティステストの受験になります。
プラクティステストでは、実際の受験時と同じような形式で51問も問題を解くことが出来ます!
そのため、自身の苦手分野が分かり何を重点的に学習したら良いのかが分かります。

また、実際に開発等を⾏った内容としては以下です。
例えば、メール送信を⾏う処理について苦⼿だとします。
その場合はメール送信のみを行うロボットを開発していました。
そうすることで、メール送信を行うためにはどのアクティビティを使用すれば良いのかや各アクティビティのプロパティ設定値は何を設定できるのか学習出来ます。

プラクティステスト、UiPathアカデミー、実際の開発(Community Editionを使用)は全て無料で使用することが出来るため手軽に学習することが出来ます!

受験方法

受験方法は、テストセンターで受験するかもしくは自宅などからオンラインで受験出来ます。
試験時間は90分で合格スコアは70%です。

受験結果の点数は受験後すぐに確認することが出来、最終的な合否は5営業日以内に連絡が来ます。

ちなみに私の結果は79点で何とか合格することが出来ました。
合格すると以下のような証明書が発行されます。

最後に

今回はUiPathの認定資格であるUiPath RPA アソシエイト資格試験について紹介いたしました。
こちらの試験について受験してみて、基礎的な内容なのですが幅広い分野で出題されていました。
そのためRPA開発を行っている方でも開発で使用したことが無い製品や自動化の処理などについてはUiPathアカデミーなどで学習をする必要があると感じました。
また業務で使用していない自動化の処理などについても学習することが出来たので今後の業務においても資格取得に向けて学習したことを活かしていけたらと思いました。

UiPathの認定資格には、今回紹介した資格以外にもUiPath RPA デベロッパー上級資格試験もあります。
こちらは、RPA開発を6か月以上行っている方などが対象となっている資格になります。
皆様もUiPathの認定資格について興味を持ちましたらぜひUiPath RPA アソシエイト資格試験やUiPath RPA デベロッパー上級資格試験を受験してみてはいかがでしょうか?
私も次はUiPath RPA デベロッパー上級資格試験を受験してみたいと思います!

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。