UiPath Studio バージョン「2021.10」新機能のうちおすすめを紹介

この記事は『CRESCO Advent Calendar 2021』 4日目の記事です。
こんにちは、システムズエンジニアリングセンターの横田です。
今回はUiPath Studio の新しいバージョンである「2021.10」の新機能について、紹介したいと思います。
実際にUiPath Studioを使用してロボットを開発する方向けの記事として、Studioのバージョン2020.10(後述では「20.10」と記載)とバージョン2021.10(後述では「21.10」と記載)の違いを一部紹介したいと思います!

デバッグ中にアクティビティプロパティを編集可能

まず紹介するのは、「デバッグ中に変数の値を変更する」機能です。
Studioで開発をした後にデバッグ実行中にアクティビティのプロパティでの設定値を変更することが出来るという機能です。
例えば、代入アクティビティを変更する場合だと変数に設定を行う値を変更できます!

バージョン20.10までもデバッグ実行した際にアクティビティの設定内容を確認することは出来ました。しかしながら、デバッグ実行中にプロパティを任意の値に変更するということは出来ませんでした。
そのため、処理の途中でプロパティの設定値を変更して動作確認をしたいと思った場合は、デバッグ実行を停止させて再度実行する必要がありました。

バージョン21.10では、処理の途中でプロパティの設定値を変更して動作確認をしたいと思った場合にデバッグ実行を停止させること無く、設定値を変更することが出来ます!

 

それでは、実際にこちらの機能を使用する手順について説明します。
変更の方法は、デバッグ実行を行う前にプロパティの設定値を変更したいアクティビティでブレークポイントを設定してからデバッグ実行を行います。

デバッグ実行中にブレークポイントを設定した箇所で処理が一時停止します。
その際に[ローカル] パネルのプロパティ上で editをクリックして任意の値に修正を行ったあと、デバッグを再開します。

 

そうすることで、デバッグ実行中に変更した設定値で処理が行われます!
以下の画像では、testという変数に「変更後」という文字列が設定されたためにElseの処理が行われています。

 

また、デバッグ実行中に設定した値を保持することはできないので、デバッグ実行の終了後に再度アクティビティの値を変更する必要があります。

モダンデザインエクスペリエンスがデフォルトで有効になっている

次に紹介するのは「モダンデザインエクスペリエンス」です。
こちらの機能は、バージョン20.10から使用することが出来た機能なのですが、バージョン20.10ではデフォルトではオフになっていました。
そのため、こちらの機能については使用したことが無いという方も多いのではないでしょうか?

この「モダンデザインエクスペリエンス」とは、オブジェクト認識を行う際の認識方法やUIが変わったものになります。
以下の画像は、モダンデザインでのオブジェクト認識する際のターゲットの認識情報です。

 

このモダンデザインはオブジェクトの認識法として、セレクターや画像などの複数の認識情報を組み合わせてターゲットを認識するものになります。
このようにオブジェクト認識をすることで、オブジェクト操作を行う際に精度の高い認識を行い自動化することが出来ます。
「モダンデザインエクスペリエンス」について詳細はこちらの記事内で紹介しています。

 

最後に

今回紹介した機能以外にもバージョン21.10では、様々な機能がアップデートされています。

今回紹介した機能以外の更新内容について詳しくはこちらを参照してください。

新機能がリリースされて、これまでの開発と比べてより簡単に自動化の精度が高いロボットを開発することが出来ると思います。
皆さんもぜひ、UiPath Studioのバージョン21.10を使用して開発するときは新機能も使用してみてください!

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