春にして技研を離れ

お詫びから

こんにちは、技研のしょちょーです。ブログを書くのは2回目となりますが、今回が最後となり、しかも技術にあまり関わらない内容となってしまうことを初めにお詫びさせていただきます。

踏み出す

こんな職に就きながら、実は、技術は全く追っかけていなくて、マネジメントや営業活動みたいなことばかりをしてきました。そんな技術は錆び付いてしまった私ではありますが、いつでも主語を”自分”ではなく、”チーム(私の関わる)”に置き換えて、面白いと感じたこと(技術も含めて)には、いつも飛びついて来ました。

時には、お客さまや一緒に活動している方々から、”こんなことをやってみないか”とか”困っているので相談に乗って欲しい”とか持ちかけられることがありました。私は、主語を”チーム(私に関わる総動員できる最大で考えて)”に置き換えて、出会ったチャンス(ひょっとしたら危機?)は、成長するチャンスと捉えて受け続けてきました。

相手が期待しているという状態は、自分にとってはとても大切な成長機会であると翻訳している私には、”与えられた機会は逃さない”という自分のモットーがあるために、最短の時間で答えてお受けするようにしてきました。ただ、今回、チームが変わってしまうという大きな変化があり、主語が一旦は”私”に置き換わってしまうにも関わらず、またまた、期待されている内は成長機会と捉えてしっかり受け止めようと考えて、3番目のチャレンジに踏み出すことにしました。

返答に迷う時間があるなら、踏み出してから実際の活動の中で感じてみて、無理かなと感じたら、そこで立ち止まってもう一度考え直す方が、残り時間が少ない私には、時間をうまく使えると考えています。

  • 期待している人がいたら、チャンスと捉えてなるべく早く応える
  • ✖️悩んでから踏み出す → ○踏み出してから立ち止まる

知足知恩

こんな私ですので、2番目の選択をして、技術研究所を立ち上げて、いろいろな活動をしてきましたが、本当にいろいろなみなさんのご支援により、ここまで来られたと感じており、心より感謝しております。こんな私についてきてくれた、技研に関わった約50名のエンジニアの方々、共同研究などに関わっていただいた企業や大学の先生の方々、私に厳しく温かいアドバイスをいただいた尊敬する上司の方々の顔を思い出しては、すごい人たちに支えられたと感じております。この場を借りて、改めてお礼を申し上げます。

技術研究所に関わった時間は、それぞれの方々で異なりますが、その時間がその方にとって、少しでも何かを掴むきっかけとなり、得られたものがあったと感じられたら、嬉しいことだなと思います。また、このブログを読んで下っている方々も、ここの記事を読んでみて、何かしらのヒントやきっかけになりましたら、幸いです。可能であれば、みなさん(ブログを読んでくださった方々)と直接お会いして、お話をお伺いさせていただければと思うのですが、現状では、そんなことも難しく、悲しい限りです。いつか、みなさんで集まれる時が来たなら、前は”オープンハウス”というタイトルで、ブログ読者の方にも集まっていただけるイベントを開催していましたが、また、そのようなイベントを将来の技研の方が企画/開催していただき、少しお酒も入れながら話ができる日が来ることを待ち望んでおります。その時には、私の3番目の選択のお話をつまみにできたらと思っています。

  • 時には立ち止まって、多くの人に支えられている自分が幸せであることを感じてみる
  • 自分だけでは何も完結せず、周りの人々の協力があってこそと認識し感謝する

QOL (Quality of Life)

ここまで、なんかモヤモヤした内容で書き綴ってきましたが、このブログが公開されるこの日をもちまして私(しょちょー)が定年退職となり、10年続けた技術研究所を卒業することとなりました。これが私の2番目の選択でした。

まだまだ若い人々は、体調も万全で、時間も体力も無限にあるよう様に感じられ、病気や壊れたものをきちんと直したり、じっくり基礎からいろいろなものを身につけたりすることが多いことかと思いますが、段々と砂時計の砂の残りが気になるようになってくると、”完全に”とか”根気強く”という言葉がしっくりとは当てはまらなくなってきます。これは、例えば、病気や怪我をしたときに、手術や投薬で完治させることを目指すより、病気や怪我と付き合いながら、より良い生活を目指した方が豊かな人生を送ることができるということを意味しています。技術を追い求めるみなさんも、その時により、能力の高さや時間の速さが変わってきます。最初は、きちんとじっくりと技術を身につけて、一通りを経験し、身に着けることがとても大切ですが、ずっとそれだけでなく、チームで対応していくことを考えると、それぞれが役割を持つようになりますので、チームの中での自分の役割を認識して、任せるところは任せる、しっかり受け止めるところは受け止める、となるのはより良い技術者の活動になると考えます。また、もっと進むと、いろいろな技術がどんなものなのかを対極的に捉えて、その活用や変化を見て、チームを組成したり、あるときには複数チームを組成したりして、より大きなテーマに取り組む指揮を取るみたいな活動をすることが技術者活動として大きな成果を出せることになります。技術は、活用されてなんぼと感じている私には、より大きな課題に向き合いたいという欲望がいつもありました。

  • 完全を目指すことだけが、ゴールではない
  • その時々で、ゴール(役割)が変わることを認識して踏み出してく

おわりに

技術研究所は今年で10年となりました(エンジニアブログは約6年)。技術研究所は、2022年4月からは、新たなる体制で次へのチャレンジへと進みます。また、いろいろな技術を試して、活動の中で発見したことや感じたことをブログで紹介していきますので、楽しみにしていてください。そうそう、最近は、研究所のメンバーより、いろいろな現場で活躍している技術者のブログの方がいっぱい記事を投稿してくれているのでした、こちらも、現場の生の声など多様な内容が多いので、引き続きよろしくお願いします。

最後になりますが、私の第3のチャレンジは、AIスタートアップ企業での活動となります。一年後くらいに、もしかしたらこのチャレンジについて、記事投稿をさせていただくことになるかもしれません。とりあえずは、エンジニアブログの記事に辿り着いてくださった方々と技術研究所に関わってくださった方々に深く、深く、お礼を申し上げて、一旦のお別れとさせていただきます。

長い間、どうもありがとうございました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加