データアナリティクスチームの飯村北海です。

 

PMI©(Project Management Institute)のPMP©(Project Management Professional)の資格を更新したので方法を簡単に残しておきます。


(以下、記事内ではコピーライト表記は省略させていただきます。)

PMPの資格は維持制になっていて、3年おきに更新が必要です。更新日までにPDU(Professional Development Unit)というポイントを3年間で獲得しなければなりません。世の中のPMPホルダーはこのPDUを獲得するのに奔走するのですが、CCRS(Continuous Certification Record System)も2015年に改定され、タレントトライアングルという概念が出てきています。

タレントトライアングルとは「リーダーシップ」「テクニカル・プロジェクトマネジメント」「ストラテジック&ビジネスマネジメント」といった3つのカテゴリーに分かれたそれぞれの要素でPDUを獲得しなければなりません。それぞれのカテゴリで規定されたPDUを獲得する必要があります。PMP保持者はよりプロフェッショナル性を高めていくことが求められているのです。

正式な説明は本家のPMI等で確認いただきたいのですが、日本語での補足説明がPMI日本支部のページで紹介されています。

さて、実際にキャプチャを残しておいたのでそれに沿って簡単な説明をしたいと思います。PMI会員の更新とPMPの資格更新の2つ載せています。

PMI会員の更新

PMIのサイトへ移動し、ログインします。

ログイン後、myPMIから自分のステータスを確認してみます。

ダッシュボードの画面では左側に自分の名前と所属、連絡先、PMIの会員番号、期限などが表示され、右側には資格の状態が表示されます。「7 Days until renewal」と記載されているので1週間以内に更新しないと失効してしまう状態ですね!また、円グラフの中央には「0 PDUs remaining to renew」とあり、更新するためには60PDU獲得しなければいけませんが、それが満たされていることがわかります。

私はPMIの会員期間が失効していて(スミマセン)、PMIの会員になるので左側の「Renew your membership」をクリックします。
ちなみに私は10月31日で期限が切れていますが、会員を更新すると期限は次の10月31日までとなります。(PMIの会員になるのは必須ではありませんが、電子版の最新のPMBOKなどにアクセスできるので有効ではないでしょうか)

自分の情報を入れていきます。Step1は住所ですね。入力後は「CONTINUE」を。

続いてStep2では日本支部のような地域の支部に入会するかどうかを選びます。5.91マイルと住所からの距離を自動で出してくれているようですね。PMI日本支部についてはこちらのページをごらんください。私は入会するので選択されている状態です。選択後は「CONTINUE」を。

Step3では氏名、住所、郵便番号など支払い情報を入力します。入力後は「CONTINUE」を。

続いて同じ画面で決済情報を入力します。カード使用者、番号、カードブランドなどを選択します(PMIの教育基金のような団体に寄付もできるみたいですね!)。入力後は「CONTINUE」を。

PMI倫理・職務規定に同意して決済が完了です。

決済が完了するとこちらの画面に移動します。
領収書が必要な人は「View Receipt」から領収書を入手しておきましょう!

ちなみに先ほどの画面の上部のアンケートをクリックするとこんな感じでユーザー体験がどうだったかの質問が出てきました。

PMPの更新

さて本題のPMPの更新です。ダッシュボードから「Renew Now」をクリックします。

いろいろと出てきていますが、PMP Certifiedのリストから「Begin the Renewal Process」をクリックします。

PMIの資格申請/更新の規約をよく読み、同意して次に進みます。

請求情報を入力します。

会社コードがあれば入力しましょう。

バウチャーを持っていればそれで充当できるのでコードを入力します。

カードブランド、番号、日付などカード情報を入力します。

支払い情報を確認して決済を完了させます。

これでPMPの更新は終了です。PDUを満たしていると更新だけなら簡単ですね!
PMI会員の更新の時と同様に領収書が必要な人は「Print Receipt」から領収書を入手しておきましょう!

さて、ダッシュボードに戻ってきました。サークルの中を見てみると「Cycle Complete」となっていて次のサイクルに進めるようになりました。

ちなみに「View more on your Dashboard」をクリックするとこちらの画面になります。円グラフの下にサイクル期間が記載されています。次のサイクルを見てみましょう。

2020/02/23までのサイクルが表示されました。これで、また次のサイクルで60PDUを獲得していくことになります。

3年目で60PDUを超えた場合はPDUを次のサイクルに繰り越せるの(上限はありますが)で計画的にPDUを獲得していきましょう!

クレスコでは2016年11月現在、PMPの取得者が200名を超え、社員(単体)の2割が保持している状況です。この割合は技術者以外も含んだ数字なので開発者だけで計算すると、もっと割合としては高くなると思います。資格取得や研修の支援制度はかなり充実していると思うのでこちらのページから確認してみてください。