あれ?…私のChrome、シークレットウィンドウがない…?

技研の(ほ)です。

Webブラウザは何を使用していますか?
日本のブラウザシェアランキングではChromeが32%弱で1位のようですので、Chromeを使っている人が多いと思います。

私もChromeを使っており、”シークレットウィンドウ”機能を複数アカウントでログインしたり、まっさらな環境での表示を試すのに使用しています。

ところが、ある日シークレットウィンドウを開こうとしたところ、メニューになかったのです。

secret_option

当然、ショートカット “Ctrl + Shift + N” も効きません。

最初はこの機能が廃止されたかと思ったのですが、周りに聞いてもTwitterを見てもそのようなことは無さそうでした。

何とか再度使えるようにはなったのですが、意外と対処法が見つからなかったため、解決手順を書きたいと思います。

解決の糸口

“chrome シークレットウィンドウ 表示されない” で検索したところ、どうやら同じことで悩んでいた人がいたようです。
「新しいシークレットウィンドウ」がメニューから消えました

解決までは至っていないようでしたが、”IncognitoModeAvailability” というキーワードが分かりました。

IncognitoModeAvailability の確認

英語では “Secret Window” “Secret Mode” ではなく、”Incognito Window” “Incognito Mode” なんですね。

まず、ChromeのURLに下記にように入力して設定されているPolicyをチェックします。

ありました。
IncognitoModeAvailabilityの値が “1” です。他の人に聞いたら未設定とのこと。

policy

でも “1” ってなんでしょう?
IncognitoModeAvailabilityの説明を見ると、下記のように書かれていました。

Description:
Specifies whether the user may open pages in Incognito mode in Google Chrome.

If ‘Enabled’ is selected or the policy is left unset, pages may be opened in Incognito mode.

If ‘Disabled’ is selected, pages may not be opened in Incognito mode.

If ‘Forced’ is selected, pages may be opened ONLY in Incognito mode.

0 = Incognito mode available
1 = Incognito mode disabled
2 = Incognito mode forced

“1 = Incognito mode disabled”。つまり、シークレットモードが無効ということですね。
そして、0(= Incognito mode available)に書き換えれば良いようです。

それにしても、普段気にしたことがありませんでしたがこんなにPolicyがあるんですね(350項目超)。
使い方を説明するだけで、本が作れそうです。

修正

PCのレジストリを編集します。誤って他の値を書き換えた場合はシステムが異常な動作を起こしたり、全く起動できないということも起こりますので、注意して作業してください。

ファイル名を指定して実行(Windowsキー + R)やアプリの検索で “regedit” と入力てレジストリエディタを起動します。

下記を選択すると表示される”IncognitoModeAvailability”の値をダブルクリックして、”0″ に変更します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Google\Chrome

registry_incognitomode

レジストリの変更後にPCを再起動すると、再度シークレットウィンドウを使えるようになりました。

なぜ、この値が書き換わってしまったのかは不明ですが、
もし、”シークレットウィンドウ” が消えた時にはお試しください。


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