こんにちは。技研の「110」です。

 

先週の記事でご紹介したように、技研では年に数回社内外に向けたイベントを開催しています。

イベントを成功させるには、コンテンツの質も重要ですが、広報活動も大きなポイントになります。
せっかくいいイベントを企画しても、イベントそのものを認知してもらえず参加者が集まらなかったら、もったいないです。
主な広報手段はメールや社内の掲示板ですが、なかなか文字だけでは目に止まらず参加者の人数が伸び悩むことも多々あります。

そこで、ポスターやチラシといった宣伝手段は、社外のお客様にお声かけする場合には営業の方にも協力していただきやすくなったり、何よりアイキャッチ効果が格段に大きくなります。

こうした理由から、ポスターを作ることがしばしばあるのですが、illustratorのようなポスターを作るツールは色々ありますが、機能が充実しすぎて、使いこなせなかったり、そもそもたまに作るポスターに年間のライセンスを払うのは気が引けるということもあり、「もっとお手軽にいい感じのポスターが作れないかな。」と思っていました。

そんなときにたまたま先輩から教えてもらったcanvaというサービスがとても役に立ったので、ご紹介したいと思います。

canvaとは?

canvaはオーストラリア発のデザインツールで、広告用のバナーやSNSに投稿する画像、ポスターなど様々な用途に使える写真編集用のツールです。

多様なテンプレートが用意されており、無料で使える素材も豊富にあります。

また、一部有料のコンテンツもありますが、それらを使うことでより多くの素材が使えるようになったり、画像を簡単にリサイズできたり、便利な機能が追加されるようです。

早速使ってみよう

canva を使うには、まず会員登録をする必要があります。

無料で使う場合には、メールアドレスもしくはGoogle+、facebook経由で登録が可能です。

私が実際に作ったのはこちらです。

こちらを作った手順を元にcanvaの基本操作についてお話ししたいと思います。

まずは、何を作るか指定する。

今回はポスターを作るので、TOP画面の「デザインを作成する」から、ポスターを選択します。

他にも、Twitterやfacebookの投稿用はもちろん結婚式の招待状などさまざまな用途の中から選べます。

選択すると、ピッタリのサイズのキャンバスが作成され、予めcanvaに用意されているレイアウトが展開されます。

レイアウトを利用するだけでも十分おしゃれなポスターが作れるようになっています。

今回はレイアウトを使わずに作成してみました。

背景を決めよう

夏らしい背景にしたかったので、左メニューの「背景」を選び、スクロールすると、無料の背景にいい感じの背景があったので選択します。

今回は黄色の背景をそのまま使用しますが、色を変更することもできるようです。

文字を埋めていこう

背景もきまったので、文字をいれていきましょう。

左メニューの「テキスト」を選択し、好みの書体や大きさを選んでタイトルや文を入れていきます。

無料のフォントも十分に種類があります。私は油性マジック風の書体と自由帳フォントを使い、POPな感じを出してみました。

写真や画像を入れよう

文字だけのポスターでは華がないので、写真や応募用のQRコードなどを差し込みます。

左メニューの「アップロード」を選択し、使いたい画像をアップロードし、適当なサイズや角度に加工しながら使うことができます。

アクセントを加えよう

必要な情報は揃ったので、あとはアクセントを加えて全体をまとめましょう。

今回はアクセントになるカラーが欲しかったことと、文字や画像を囲むラインが欲しかったため、検索画面で「クレヨン」と検索しました。

よさそうな枠とラインの素材が見つかったので、それらを選択し、好みの色や大きさに加工します。

完成!!

完成したものは、pdfやpngとしてダウンロードすることができます。

作りたいもののイメージがあれば、直観的に操作ができ、非常に短時間でポスターを作成することができました。

イメージすることが難しい場合も、レイアウトが豊富なのでそこから自分の好みのものを選べばデザインセンスだって必要ありません。

まとめ

無料版ということもあり、欲しい素材が必ずあるわけでもないですし、有料ツールと比べると物足りない部分ももちろんあります。

しかし、あまり時間やお金をかけずにこうした資料を作りたい場合には非常に便利なサービスだと思います。