クラウドをもっと身近に!AWSから「クラウドデビュー」をしてみませんか?

この記事は 『CRESCO Advent Calendar 2018』23日目の記事です。

こんにちは。

SEC(システムズエンジニアリングセンター)の髙橋です。
今月でちょうど、クラウドインフラの仕事が2年目を迎えました。
AWS(AmazonWebServise)を主軸に、企業のクラウド活用を支援するプロジェクトに携わっています。

そこで今回は、これからクラウドを始めたい人向けに、AWSを始めるコツについてお伝えいたします。前提として、クラウドとは?AWSとは?を調べたけど、サービス利用せずに思いとどまっていることを後押しするコンテンツ、となっています。

Agenda

1.はじめに
2.事例をよむ
-注目すべきは、アーキテクト
-大事なのは、”くみあわせ”をしること
3.ハンズオンを試す
-Web3階層の構築方法
-べスプラを読もう
4.おわりに

はじめに

AWSにチャレンジしてみよう!と思っても
-何から始めたらいいものか悩む
-サービス多すぎ(そっ閉じ…
-インフラが分からない(そっ閉じ…
など、なんだか敷居が高いように感じたことはないでしょうか。

事実、AWSには多種多様なサービスがあるだけでなく、日々のアップデートもあります。
そこが面白みでもあるのですが、すべて理解するには時間がいくらあっても足りないですね。

さらには、「VPC」「サブネット」「ルーティング」など、インフラ/ネットワーク用語もよく出てきますので、
インフラの勉強から、と構えてしまうかもしれません。

その敷居を取っ払うために!私がお奨めしたいことは2つです。
①事例を見る
②ハンズオンする

事例を見る(技術要素ではなく、全体像を見る)

クラウド理解で大切なことの一つが、サービスの組み合わせです。なぜならば、クラウドサービスで最重なのは、「サービスの組み合わせによって、なにができるのか?を考えられること」であることを経験したためです。いわゆる、クラウドアーキテクトと言って、システムの構成をその要件から書きだす業務があります。

そこで、個々のサービス理解よりもまず先に、事例を見てほしい!と思っています。事例を読むことで、どのようにサービスを組み合せると、どのようなシステムが構築できるのか?が分かるかと思います。検索ワードは[AWS 導入事例]です。一番オススメは、公式ページにある導入事例です。

例えば、資生堂のWebサービスへの導入事例を見てみます。導入の背景・要件・メリット・アーキテクトまでまとまっていてかなり読みやすい。アーキテクトのポイントとしては、アクセスのスパイクを加味し、サーバをスケーラブルにするために「EC2のAutoScale」を採用し、既存環境をバックエンドとして活用するために「DirectConnect」を採用していることが分かります。事例を見ることで、個々のサービス理解につながるというわけです。

他にも、身近なシステムにAWSが導入されていますので、自分自身がとっつきやすいものから見てみるのがいいかなと思います。すでにクラウドを利用されているかたにもおすすめです。眺めつつ、この事例の要件はなにか?なぜその構成に?なぜこのサービス使ってるの?と考えてみると、深い理解につながります。

(ex)M-1グランプリ2016の敗者復活戦投票システム
ユーザだったこともあり、とっつきやすかった事例です。サービスデプロイまで1ヶ月でやってますね。クラウドの俊敏性という特徴がでています。サーバレスアーキテクチャの事例とKinesis活用の事例として、学び多きでした。

(ex)新型aibo
これは昨年のJAWSUGで出会った事例です。AWS-Iotは利用したことがなく、まだ理解が追いついておらずですが、どこかでチャレンジしたいというモチベーションにもなります。

ハンズオンから始める

AWSにはいくつかのハンズオンが用意されていますので、例えば、簡単にブログサイトをデプロイすることができます。
(ex)WordPress ウェブサイトの起動

とはいっても、大事なところが用意済みだったりで、理解が流れてしまうこともあります。そこでおすすめしたいのが「Web3層」のハンズオンです。「Web3層」は、ユーザのリクエストを受けつける層(プレゼンテーション層)+アプリケーションを配置する層(AP層)+データベースを配置する層(DB層)の3つに分ける構成です。さらに、高可用性担保のためのMulti-AZ構成にするというのが、このアーキテクトの概要です。基本的なNWの構築方法(vpc,Subnet,route table)が分かるため、インフラ未経験の場合は特におすすめです。

アーキテクトはこちら(NW構成のみ)

※2018年からアーキテクトのアイコンが変更になりましたが、旧バージョンで描きます。3階層の構築手順

アーキテクト活用事例(スケーラブルなアプリケーション)

手順はリンク先PDFより。
3階層の構築手順

ベストプラクティスを読む

ハンズオンが終わったら、AWSのベストプラクティスなどを読み、AWSの特徴を再確認することをお勧めします。例えば、ハンズオンの事例として挙げたスケーラブルなアーキテクトのベストプラクティスについて。こちらから確認できます。記載に、”AWS は、停止したデータセンターの隔離にアベイラビリティーゾーンを最大限に活用することをお勧めしています。”とあるのがわかると思います。今回、このベストプラクティスに基づいてWeb3階層をMultiAZ構成にしています。

おわりに

まとめです。

今回わたしがオススメしたことは、①事例を読み + ②ハンズオンしましょう!の2つです。
△  技術要素の理解 → 実機
◯  事例読む → 組み合わせを知る   → 技術要素の理解
+ ハンズオン → 使い方を知る → 技術要素の理解

事例とハンズオンは、技術要素の理解に繋がります。
実際の業務でも、未経験のサービスを利用する前には、事例読み+ハンズオンを実践しています。そうすることで、お客様への提案に繋がったり、システム改善に向けて知識をブラッシュアップできたりと、やっておいてよかったと感じるシーンもありました。

私もまだまだ発展途上です。クラウドの一番面白いところ、自らアーキテクトを描きサービスを手掛けるところへの到達は、まだまだまだまだTryが続く気がします。そのなかで、少しでも、クラウドに興味を持つひと、話せるひと、一緒に考えられる人が増えれば嬉しいです。

ぜひ、「クラウドデビュー」をしてみませんか?

<弊社のクラウド活用支援サービスの紹介ページはこちら>
https://www.cresco.co.jp/service/creage/
<AWS公式ページにて、クリスマスキャンペーンやっているみたいです。>
クラウド無料体験キャンペーン

参考

Amazon VPC を使用したモジュール式のスケーラブルな仮想ネットワークアーキテクチャの構築