こんにちは 技術研究所の101です。

 

先週3/19(火)の夕方~夜に、外部のお客様もお招きして「オープンハウス2019」を、弊社フューチャーセンターにて開催しました。
クレスコ技術研究所では、毎年秋に上期分の研究成果の発表会を社内向けに行い、翌春に一年を通した研究成果の発表を社内外に向けて行うことになっています。
今回は2018年度一年を通した研究成果の発表です!!

当日はお客様、グループ会社、ブログから一般応募頂いた方々など総勢80名ほどの方々にご来場頂きました。皆様年度末の忙しい時期にも関わらずご来場いただき、本当にありがとうございます。皆様からの質疑やご意見を頂きながら、研究員一同貴重な時間を過ごすことができ、大変うれしく感じております。
 

ポスターセッション

今年は来場者の皆様との対話を第一に考え、ポスターセッションのみに絞りました。
研究成果をまとめたポスターとともに、お見せできるものは動作デモも併せて、来場者のみなさまと対話形式で議論しました。
今年は、
  研究成果
  [AI、画像分析]
    眼底疾患のクラス間の構造抽出
    円錐角膜の画像解析から判ること
    アノテーション補助方法の検討
    類似構図検出機能付き動画ビューワ
  [開発技術]
    既存メトリクスを再利用したスキル可視化
    要求仕様の明確化のための文章の構成方法
  ソリューション(クレスコのソリューションのご紹介)
    RPA成功のカギは「業務プロセスの可視化」
    RPA導入のお悩み解決フレームワークのご紹介
    数理最適化技術によるホテルの部屋割り最適化
    どこでも使えるIoT ~電源入れたらすぐ見える~
    デザインシンキングでDXをドライブ!
    クレスコ知見の集約と積極的な活用
  SIG(有志社員の技術コミュニティ活動の成果)
    報告書の文章分析による感情の起伏可視化
    ベンダーロックインで気持ち良い開発環境
    つないで育てる仮想アシスタント
の計15枚という展示でした。

今年はポスターセッションのみなので、お客様が来てくださるか、正直ドキドキしていました。
ところが16時開場と同時にたくさんのお客様がご来場され、パネル説明員はびっくり・・・!
その後もお客様の波は途切れることなく続いたものの、かといって渋滞するほどでもなく・・・、1人1人のお客様としっかりと対話することができました。

それぞれのテーマについて活発な質問や意見交換がされ、関心・興味をもってご来場いただいている、ということを感じました。
あっという間に時間が過ぎ、時間は20時を過ぎていました。日が暮れて窓の外が暗くなっていることにも気がつかないほどでした。
充実した時間ほど、時間の流れが早く感じる、というのはまさにこのことですね♪
パネル説明員一同とても濃厚な時間を過ごすことができました。

SIGポスター投票 結果発表

SIGは、共通した興味や課題を持つ社員たちが集まり、一定期間内で成果物を作り上げるオープンなコミュニティ活動になります。
今年は3つのSIGが立ち上がりました。皆さん業務を終えられた後など忙しい中時間を工面し、こんなものがあると嬉しい、こんなものを作りたい!!という思いで1年間活動してきました。
当日はそんな1年間の集大成のお披露目の場でした。

当日は、ご来場いただいた方々にSIGポスターへ投票をしていただきました。
開票結果は以下の通りで「報告書の文章分析による感情の起伏可視化」が最優秀賞となりました。
投票いただいた皆さま、ありがとうございました!

報告書の文章分析による感情の起伏可視化 43票
つなげて育てる仮想アシスタント 21票
ベンダーロックインで気持ちいい開発環境 18票

最後に

今年も昨年に引き続き、研究成果を皆様に発表させて頂くことが出来ました。
研究員にとっても研究成果を発表するということは、1つの区切りがつくとともに、研究内容をまとめ、表現する力を磨く自己研鑽にもつながる、とても重要な場だと考えています。
また、研究内容を広く知っていただくこと・発信し続けることは、”技術研究所”としてとても重要なことです。
今年度でまる7年を経た当研究所は、次年度からまた新たな体制・新たな方向で研究を進めていく予定となっております。これからも発信し続ける研究所を目指していきます。