こんにちは、システムズエンジニアリングセンターの湯田です。
7月も後半になり、暑さが本格化する頃かと思います。体調にはくれぐれも気を付けていきましょう。

 

今回の記事はクレスコエンジニアにUiPathのおすすめアクティビティについてアンケートしてきました!
記事を読みながら、「わかる~」・「よく使う~」って共感して頂ければ幸いです。笑

1.  Log Message(メッセージをログ) 得票率:67%
・説明
 指定した診断メッセージを指定したレベルでログを出力する。
・コメント
 デバッグ時に必須のアクティビティです。ログ出力は大事ですよね。
 ログをたくさん仕込んでおくと、仕事をしている様子がよくわかる。

2. Click(クリック) 得票率:50%
・説明
指定したUi要素をクリックする。
・コメント
 ダブルクリック、右クリック、ドラッグ&ドロップに対応していて、とても優秀なアクティビティ!!
 UI要素の操作では多分一番使う。

3. Flow Chart(フローチャート) 得票率:50%
・説明
 フローチャート形式でワークフローを作成する。
・コメント
 後から分岐が追加でき、柔軟に対応できる!
 処理の流れを見やすいワークフローを作成することができるから。

4. Get Attribute(属性を取得) 得票率:50%
・説明
 指定したUI要素の属性を取得する。
・コメント
 表にある文字列にリンクが張られている場合に、リンクが簡単に取得できる!
 条件分岐やデバッグによく使います。

5. Read CSV(CSVを読み込む) 得票率:50%
・説明
 指定したCSVファイルからすべてのエントリを読み取る。
・コメント
 利用場面が多い
 Excelの読み書きに比べてシンプルでいい

6. Retry Scope(リトライスコープ) 得票率:50%
・説明
 条件を満たさないか、例外スローされたときに、中に含まれるアクティビティを指定した回数だけ再   実行する。
・コメント
 ロボットの安定化を図る上で、簡単に再試行ができる!
 リトライ処理がめちゃめちゃ楽になった。エラーハンドリングもしてくれる頑張り屋さん。

7. Assign(代入) 得票率:33%
・説明
 変数または引数に任意の値を割り当てる。
・コメント
 なにか加工演算したくなったらこれ。いつもお世話になっております。
 最初に触る基本的なアクティビティの一つですが、VB.NETメソッドも使用できるので、可能性は無限   大です。

8. Find Element(要素を検出) 得票率:33%
・説明
 指定したUI要素が見つかるまで待機する。
・コメント
 画面操作をする上で欠かせないアクティビティですね。
 Delayアクティビティを代替するアクティビティの一つ。表示されるまで待つプロパティが使える。

9. Try Catch(トライキャッチ) 得票率:33%
・説明
 例外の種類をキャッチしてエラー通知を表示 or 例外を無視して続行。
・コメント
 例外処理で美しく止めたい。
 特定の例外をキャッチして処理を続行する際に使います。うまく使えたときのデキる感が好きです。

10. Type Into(文字を入力) 得票率:33%
・説明
 指定したUI要素に指定した文字列を入力する。
・コメント
 利用場面が多い。
 UI要素の操作ではクリックの次に使うと思う。

番外編
ランキング外ではありましたが、人気があったアクティビティの一部を紹介します!
 Pallarel(並列)
 Invoke Method(メソッドを呼び出し)
 Invoke Work FlowFile(ワークフローファイルを呼び出し)
 Write Range(範囲に書き込む)

以上、クレスコエンジニアに聞いたおすすめアクティビティ10選でした。共感できるアクティビティはあったでしょうか?
アンケートをしてみて、単純なアクティビティが人気な印象を受けました。
Log Messageが人気だったのは「やっぱりな」って思いましたね。笑 デバッグはとてもだいじ。

実際に作成したロボットから使用したアクティビティを抽出し、ランキング化したものを近々お届け予定です。お楽しみに!