むらたん

ヴァル研究所さんに学ぶ「継続は力なり」

ご無沙汰しております、サービスデリバリーセンターの「むらたん」です。

少し前ですが、「駅すぱあと」でお馴染みのヴァル研究所さんのオフィスにお邪魔しました。

ヴァル研究所さんは「カンバン」や「振り返り」といったアジャイル開発のプラクティスを、開発部門だけでなくバックオフィス部門でも採用し、全社的に可視化・情報共有に取り組まれております。
オフィス見学ツアーは、これらの取り組みを実践されている現場の方にご説明いただき、質問できるという人気のツアーで、9か月待ちして参加させていただきました!
内容については、こちらにある通り、各社がレポートされておりますので、割愛…といいたいところですが、日々進化しているプロセスだと感じたので、2019年2月末時点では、ということでレポートさせていただきたいと思います。

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女子大生にアジャイルを語る

この記事は 『CRESCO Advent Calendar 2018』 18日目の記事です。

こんにちは。サービスデリバリーセンターの「むらたん」です。
12/10にフェリス女学院大学の授業にお邪魔し、アジャイル開発についての講義を行いました。
本日はその裏話を紹介したいと思います。

きっかけ

以前に書いたウォーターフォールじゃない開発についての記事が、フェリス女学院大学 春木教授の目に留まり、「コンピュータを触らないプログラミング入門」という基礎教養講座で「アジャイル開発」についてお話してほしいというご依頼を頂戴しました。
本講座はしばらく休講していたそうですが、文系大学出身者もIT企業に就職される機会が増えたことから、満を持して再開講された講義とのことです。

サービスデリバリーセンターの自称「SIよろず屋」ですから、喜んで引き受けさせていただきます。

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ウォーターフォールじゃない開発について

ご無沙汰してます。所属変わって、新設されたサービスデリバリーセンター(SDC)の「むらたん」です。

先日、同僚から「アジャイル開発とスパイラルモデルは何が違うの?」という質問を受けました。本来、ウォーターフォールと呼ばれる「手法」とアジャイルと呼ばれる「状態」は比較できないものですが、世の中的にはプロジェクトの進め方や、重視することなどで比較されることが多く、対比表をあちこちで見かけます。
2000年台初頭のシステム開発の教科書的なものには「プロトタイプモデル」や「スパイラルモデル」という言葉がありましたが、最近はあまり見かけなくなりました。

PMIからもアジャイル実務ガイド(日本語版)が刊行されましたが、「プロトタイプ」というキーワードはあっても、「プロトタイプモデル」や「スパイラルモデル」という開発手法に関するキーワードはなく、逆に「予測型」「漸進型」「反復型」「アジャイル型」というライフサイクルの区分けになっています。

今回のエントリーは、今一度、このあたりを整理してみたいと思います。

 
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Windows Application Driverでらくらく自動化

こんにちは、技術研究所の「むらたん」です。
この記事は 『CRESCO Advent Calendar 2017』 3日目の記事です。

ロボットを使って業務を自動化するRPA(Robotic Process Automation)が注目されています。
ロボットを使うメリットはあちこちで語られているので詳細は割愛しますが、自動化への期待はIT業界でも高く、苦行のようなテスト実施の自動化はプログラマの夢と希望であったりします。
Webブラウザをスクリプトで操作する「Selenium」というオープンソースのライブラリがあります。ブラウザの起動、指定されたURLの表示、入力値の設定、ボタンアクション、画面イメージの保存など、ブラウザで行う操作をプログラミングして実行できます。スクリプトで記述できることは何でも出来るので、Webシステムのテスト自動化のデファクトスタンダードになりつつあります。
この考え方を流用して、iOSやAndroidのアプリケーションを操作する「Appium」が登場しました。と、歴史を語りだすと止まらなくなるので、そろそろ本題です。

MicrosoftさんのGithub公式アカウントには「Windows Application Driver」が公開されており、Appiumで「Windowsアプリケーション」が操作できます。

!?
これ、Windowsパソコンを操作できるってことは、Webアプリだろうが、Excelだろうが、何でもスクリプトで操作できる最強ツールでではなかろうか。
でも、操作するためのスクリプトを書くのも辛いという方もいらっしゃると思うので、今回は実行環境の構築もプログラミングも簡単な「Python」で行います。
Selenium/Appium、Pythonを知らない方にも実践していただけるよう、細かく説明していきます。

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認定スクラムプロダクトオーナー研修で学んだ3つのこと

お久しぶりです、技研の”むらたん”です。

先日、認定スクラムプロダクトオーナー研修を受講してきましたので、内容や学んだことについて紹介します。
これから受講されようと考えている方の何かの参考にしていただければ幸いです。

研修概要

研修スタイル

今回の講師も江端さんです。研修スタイルは認定スクラムマスター研修のときと同じで、受講者で研修内容を作り上げていきます。
(アジェンダが無く、受講者に合わせて作り上げていく研修スタイルは、トレーナーランクの高い講師のみが許されている方法らしいです)
ただし、スクラムマスターの研修と異なり、スクラムについての内容は初日の午前中にさらっと要点の説明を受けます。

所感

プロダクトオーナー(PO)の研修はPOとしての役割を全うするために必要な知識や素養を問われる研修となっており、スクラムの全容を学ぶ研修とは異なります。スクラムのことを理解したいのであれば、スクラムマスター研修のほうがオススメです。
POの役割はシンプルですが、いざ実践してみようとするとなかなか難しい役割です。POが正しく振る舞えないとスクラムの良いところや目指しているところが損なわれ、失敗する印象を受けました。スクラムのルールはスクラムマスターに任せて、POどのように振る舞うべきなのか、をずっと考えさせられ、実践していく3日間でした。

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Chrome58になると自己署名の証明書がエラーになるので、OpenSSLに詳しくなった話

技研の「むらたん」です。

自己署名のSSL証明書(通称、オレオレ証明書)を設定したRedmineを利用している部署より、問い合わせを受けるようになりました。
「証明書がエラーになり、ページ遷移するたびに、警告画面が表示されるんだけど・・・」と。
原因はこちらにある、コモンネームの非推奨化によるもので、SANsの設定をしないとエラーとなるようです。

自分で証明書を作る際は「OpenSSL」を使うことが多いかと思いますが、部署ごとに多様な使い方をしており、色々と調べることになりました。

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HubotでYammer用Botを開発したときのハマりどころ

こんにちは、技研の「むらたん」です。

ChatOpsやってますか?「乗るしかない このビッグウェーブに」ということで、今期の開発技術SIGでも「定形作業の自動化 powered by ChatOps」をテーマとしています。

ChatOpsするなら、

ChatツールとしてSlackを導入して、HubotでBotスクリプトを開発して、「PING」って書き込むと「PONG」って返ってきたり、「PUG」って書き込むと、可愛いワンちゃんの画像を探してくれるんです。

みたいな内容はよく見かけますが、エンタープライズ利用を考えると、そう甘くはありません。

弊社の現状における課題と対策

「Slack」のエンタープライズ利用

  • GmailやOffice365を利用しているのに、これ以上、コミュニケーションインフラを増やすことはできません。
  • 今回はOffice365に含まれる「Yammer」でやってみることにしました。

「Hubot」でBotスクリプトを開発

  • Hubotって、Javascriptを便利にしたCoffeeScriptで開発する必要がありますが、そんな言語を書いたことはありません。
  • HubotのRuby版であるLitaなどの利用も考えましたが、Yammerとの接続アダプタが公開されていません。
  • 今回は開発量を最小限とするため、CoffeeScriptを覚えながら、Hubotで開発することにしました。

「PING」って書き込むと「PONG」って返ってくる

  • 特定の入力に対して特定の反応をするのは簡単そうですが、状態の管理はどうするのでしょう。
  • Yammerは「チャット」ではなく「ソーシャル」ですが、Slackと同じ感覚で使えるのでしょうか。
  • 今回のエントリーはこのあたりの課題をどのように乗り越えたか、を紹介します。

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日本GUIDE/SHARE委員会(JGS)で発表した論文が受賞しました

こんにちは、技研の”むらたん”です。

日本IBM社が主催する「IBMユーザー研究会」に日本GUIDE/SHARE委員会というものがあります。
こちらは、特定のテーマについて、企業横断のワークグループを結成して1年間のテーマに関する研究を行い、研究成果を論文として発表する活動になっております。

JGS研究2016論文発表会にて、弊社社員の参加するワークグループが各賞を受賞しましたので、ご紹介いたします。

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認定スクラムマスター研修で学んだ3つのこと

お久しぶりです、技研の”むらたん”です。

少し前になりますが、認定スクラムマスター研修を受講したので、紹介をしたいと思います。

講師の江端さんは研修を「トレーニング」と称しており、カリキュラムは「現場で起こりうる問題をスクラムマスターとして、どう乗り越えるか」を研修参加者全員で体験し、答えを導くという内容でした。

具体例として、研修は5人グループが6つの30人が参加しておりますが、講師から、

「どんな研修にしたいか、全員で決めて下さい」

といったお題が出されます。

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