その他

PM学会で発表してきた話 ~2017年度秋季研究発表大会編~

8月31日と9月1日に開催されたプロジェクトマネジメント学会(PM学会)の全国大会である秋季大会で発表してきました。
このプロジェクトマネジメント学会には、クレスコは法人会員として2016年より参加していますが、前回の春季大会に続き2回連続での発表になります。

今回は、弊社社員4名による『アジャイル開発プロジェクトにおける新人の成長事例』の発表についてご紹介します。

今回の発表内容

発表内容は、アジャイル開発プロジェクトでの新人育成の事例紹介になります。

変化の激しいビジネス環境に適した開発手法としてアジャイル開発プロジェクトが注目されています。しかしアジャイル開発プロジェクトでは、その卓越性がある故に誰もが参加できるというものではありません。今回の事例は、高度なスキルが前提であるアジャイル開発プロジェクトに参加した入社一年目の新人が職場経験まったくのゼロの状態から、どのようなチームの支えがあって、いかにスキル習得としたかを詳細に確認しています。

続きを読む


たまには研究の話を①

こんにちは。技研の「110」です。

これまでの投稿はcanvaの話や、資格勉強の話イベント報告、はたまたゲームの話など、ライトな話が多かったのですが、たまには自分の普段の研究についてお話ししたいと思います。

私の研究の話を紹介するのは実は初めてではなく、以前にPM学会に論文を出して発表したことを記事にしています。

今回は昨年度の研究の課題と今期の取り組みについてご紹介したいと思います。

1.昨年度のおさらい

昨年度は、弊社のプロジェクト管理ツールを利用し、設計工程のレビュー記録を収集しメトリクスを表示する仕組みを構築しました。

 

 

続きを読む


認定スクラムプロダクトオーナー研修で学んだ3つのこと

お久しぶりです、技研の”むらたん”です。

先日、認定スクラムプロダクトオーナー研修を受講してきましたので、内容や学んだことについて紹介します。
これから受講されようと考えている方の何かの参考にしていただければ幸いです。

研修概要

研修スタイル

今回の講師も江端さんです。研修スタイルは認定スクラムマスター研修のときと同じで、受講者で研修内容を作り上げていきます。
(アジェンダが無く、受講者に合わせて作り上げていく研修スタイルは、トレーナーランクの高い講師のみが許されている方法らしいです)
ただし、スクラムマスターの研修と異なり、スクラムについての内容は初日の午前中にさらっと要点の説明を受けます。

所感

プロダクトオーナー(PO)の研修はPOとしての役割を全うするために必要な知識や素養を問われる研修となっており、スクラムの全容を学ぶ研修とは異なります。スクラムのことを理解したいのであれば、スクラムマスター研修のほうがオススメです。
POの役割はシンプルですが、いざ実践してみようとするとなかなか難しい役割です。POが正しく振る舞えないとスクラムの良いところや目指しているところが損なわれ、失敗する印象を受けました。スクラムのルールはスクラムマスターに任せて、POどのように振る舞うべきなのか、をずっと考えさせられ、実践していく3日間でした。

続きを読む


canvaで楽々おされポスター作り

こんにちは。技研の「110」です。

先週の記事でご紹介したように、技研では年に数回社内外に向けたイベントを開催しています。

イベントを成功させるには、コンテンツの質も重要ですが、広報活動も大きなポイントになります。
せっかくいいイベントを企画しても、イベントそのものを認知してもらえず参加者が集まらなかったら、もったいないです。
主な広報手段はメールや社内の掲示板ですが、なかなか文字だけでは目に止まらず参加者の人数が伸び悩むことも多々あります。

そこで、ポスターやチラシといった宣伝手段は、社外のお客様にお声かけする場合には営業の方にも協力していただきやすくなったり、何よりアイキャッチ効果が格段に大きくなります。

こうした理由から、ポスターを作ることがしばしばあるのですが、illustratorのようなポスターを作るツールは色々ありますが、機能が充実しすぎて、使いこなせなかったり、そもそもたまに作るポスターに年間のライセンスを払うのは気が引けるということもあり、「もっとお手軽にいい感じのポスターが作れないかな。」と思っていました。

そんなときにたまたま先輩から教えてもらったcanvaというサービスがとても役に立ったので、ご紹介したいと思います。

続きを読む


風が吹けば桶屋が儲かる(SAP Leonardo)

こんにちは。技術研究所特派員のI.Mです。

またもSAPの話ですが、年次のユーザー向けイベント「2017 SAPPHIRE Now」が5月16日~18日にアメリカ合衆国フロリダ オーランドで開催されました。
私は参加していないのですが、弊社で参加した者がいたので色々と話を聞きました。

SAP Leonardo

「SAP Leonardo」というキーワードがあり、それまでは「SAPのIoTプラットフォーム(イノベーション)のポートフォリオ(ブランド)」という位置づけだったところ、IoTだけでなくBigData, BlockChain, MachineLearningなどの技術を含むツールセットで “Digital Innovation” を支援するものという立ち位置になるとのことでした。
すでに”SAP Leonardo”で検索すると”Digital Innovation System”のページが出てきます。
でも、これでは少し実体がわかりにくいですね。

このSAP Leonardoに含まれるサービスを少し紹介しましょう。
企業が提供しているサービスを利用する顧客の満足度を向上したり、利用継続をうながすための施策の提案をしてくれる「Customer Retention」、
顧客からの問い合わせや要望などをチケット化して内容を判断し、適切なエージェントに割り当てることができる「SAP Service Ticketing」、
スポーツの中継に映り込むスポンサー企業のロゴを画像認識により識別し、ほぼリアルタイムで計測し、今まで分かりにくかった投資対効果を見えるようにする「Brand Impact」などがあります。

「Brand Impact」の画像認識技術には、謎のAI半導体メーカーとして一躍有名になった(?)NVIDIAの技術が用いられています。
(NVIDIA側のプレス発表はこちら英語 …実際のイメージを見ることができます。)

続きを読む


VPC内のGitlabで管理しているGitbookのドキュメントをCodePipelineとCodeBuildでS3にデプロイする話

こんにちは(ほ)です。

私の所属している社内コミュニティでは、IoT についてのドキュメントをGitbookで作成し、EC2上のJenkinsでビルドとデプロイを行っておりました。

ただ、この環境では下記の点から、コスト的にもったいないと感じていたり、重要なタイミングでサーバの再起動が必要になることがあったため、CodePipeline, CodeBuildを使用したサーバーレス環境に移行することにしました。

  • t2.microだと1GBのメモリしかないため、ビルド時にJenkinsがお亡くなりになることがある。
  • t2.microだと1GBのメモリしかないため、GitbookのプラグインのインストールでJenkinsがお亡くなりになることがある。
  • かといって、大きなインスタンスを起動させておくほどは更新頻度が高くない時期がある。

続きを読む


Chrome58になると自己署名の証明書がエラーになるので、OpenSSLに詳しくなった話

技研の「むらたん」です。

自己署名のSSL証明書(通称、オレオレ証明書)を設定したRedmineを利用している部署より、問い合わせを受けるようになりました。
「証明書がエラーになり、ページ遷移するたびに、警告画面が表示されるんだけど・・・」と。
原因はこちらにある、コモンネームの非推奨化によるもので、SANsの設定をしないとエラーとなるようです。

自分で証明書を作る際は「OpenSSL」を使うことが多いかと思いますが、部署ごとに多様な使い方をしており、色々と調べることになりました。

続きを読む


テストエンジニア様

こんにちは、技研の「310」です。

私の中でHOT(今更感はありますが)なワード「テストエンジニア」について書きます。
ここ数年でその存在感を強めつつあるテストエンジニア。(年収が高いとの噂もありますね)
テストエンジニアが必要とされる理由、そしてテストエンジニアに求められるスキルをご紹介します。

テスターとの違い

日本で「テスター」と言うと「テストオペレータ」の意味を持つことが多いです。
テストオペレータは、出来上がったテストケースを実際に行い、記録し、報告を行う人です。
それに対して「テストエンジニア」といえばその上位職にあたり、主にテスト計画・設計・評価・分析などを行う人です。他のエンジニアには開発に集中してもらい、「テスト・品質」に関するプロセスを肩代わりするというわけです。もちろん、テストを実際に行うテストエンジニアもいますが、厳密には意味が変わってくるようです。
ちなみに、海外ではテストオペレータを「エンジニア」ではなく「テクニシャン」と呼び、優秀なテストオペレータには高額な報酬を支払っているようです。
日本とは扱われ方もどこか違っていますね。

続きを読む


情報処理安全確保支援士ってなあに

こんにちは。技研の「110」です。

みなさん、先週末はいかがお過ごしでしたか?

新年度が始まり、平日は慣れない環境に疲労困憊し、休日はぐったり……なんて方も多いでしょう。しかし、IT業界の皆さんはそういう訳にもいかなかった人も多かったのではないでしょうか。

先週末は平成29年度春期情報処理技術者試験の試験実施日でした。受験した方はなかなか落ち着かない週末だったかと思います。

 

私は昨年度の秋期に応用情報技術者試験を受けました。(記事はこちら前編後編)

そのため、今回の試験は見送ったのですが、年に1つくらいは資格を取るのもいいなと思い、最近また資格の情報を調べ始めました。

やはり、高度資格は情報セキュリティスペシャリストが登竜門といいますし、他の高度資格と違って年2回チャレンジもできるからセキュリティかなと思っていたのですが、なんと”情報処理安全確保支援士”という名前になっていました。

今回は、”情報処理安全確保支援士”について書きたいと思います。

(IPAの公式情報はこちら

続きを読む


PM学会で発表してきた話~後編~

こんにちは。技研の「110」です。

先週、担々麺さんから紹介があったPM学会で発表してきた話~前編~の後編ということで今回は私が発表してきた2本目の論文について紹介します。

成果物レビュー結果を用いたプロジェクト問題検出手法の提案と評価

クレスコ 技術研究所 伊藤まゆみ、村田新司、青山裕介、高野政幸
     品質コンピテンシー管理室 丸山久

 

 

弊社は独立系SIerのため、幅広い分野のシステム開発を請け負っており、常に多数のプロジェクトが稼働しています。各プロジェクトが高い品質を達成するために品質コンピテンシー管理室(以下、品管部門)を設置し、プロジェクト管理を行っています。

品管部門の仕事の1つにプロジェクト状況報告のチェックがありますが、この方法でプロジェクト状況を確認する場合には「認知バイアス」により正しく状況が報告されないリスクがあります。

続きを読む