RPA/効率化

UiPathのデータスクレイピングを安定させるには?

こんにちは。AI&ロボティクスセンターの駒宮です。

今回は、UiPathの特徴的な機能のひとつ、データスクレイピング機能についてのお話です。

データスクレイピング機能とは、表やWebページなどからデータを抽出しDataTable型の変数に格納する機能です。ページが複数あっても「次へ」ボタン(※次のページへのリンク全般を、以降『「次へ」ボタン』と表現します)を押してページ遷移することで、目的の表データを全て取得することができます。

UiPathアカデミーで初めてデータスクレイピング機能を使った際は感動しました!!皆さんもそうではないでしょうか?しかし、その後、さまざまなWebアプリで試すうちに、失敗することが往々にしてありました…。「エラーにはならないけど何かおかしい」「抽出した件数が実行回毎に違う」「抽出した件数と実際の件数が合わない」などどいった問題です。

これらの原因は、構造化データを抽出(ExtraData)アクティビティ標準のページ遷移機能が弱い(状況によって失敗する)ことや、デフォルトの設定がContinueOnError=Trueで、エラーを無視する設定になっていることにあります。

今回は、安定して複数ページのデータスクレイピングをするためには、どのようなフローを構築すればいいかについてご紹介します。

続きを読む

【RPA】UiPathの開発規約について

初めまして。AI&ロボティクスセンター 江草です。

普段の業務はRPAの技術支援で、お客様先で開発したり、Q&A対応を行っております。RPA歴ちょうど1年になりますが、初めての投稿になります。(決して、サボっていたわけではないですよ。)

今回は、開発規約についてお話ししたいと思います。

技術支援の際に、お客様からよく似たような質問を受けることがあります。
読者の皆さんも、どっちのアクティビティを使用したほうが良いのか、どの単位でワークフローを分割すべきなのか、悩むことありませんか?
私も最初の頃は同じ疑問をもっていました。

クレスコではプロジェクトで培ったノウハウやベストプラクティスを開発規約として集約しています。
本日は開発規約として定義すべき内容を紹介してみようと思います。

続きを読む

RPAのシナリオ(ワークフロー)管理を考えてみる(2)

こんにちは。AI&ロボティクスセンターの吉田です。

本記事は、RPAのシナリオ(ワークフロー)管理を考えてみる(1)の後編になります。

前回記事では、システム開発現場で良く使われるバージョン管理システムと、RPAでバージョン管理をすることのメリットについてお話ししました。そして、以下の課題について提示しました。

  • RPAはコーディングしないのにソースコード管理できるのか
  • バージョン管理ツールは誰が利用するのか。どうやって教育するか。
  • フローチャートベースで、ソースコードが裏で自動生成されるが故に、レビューや、差分管理がしずらいのではないか。

実際のところどうなのか、こうした課題を差し置いても導入すべきなのかを考えてみたいと思います。

続きを読む

【RPA】UiPathのコードを呼び出し(Invoke Code) Activityマスターへの道

みなさんこんにちは。
システムエンジニアリングセンターのやまさきあです。

最近、ヨガを始めました!
休日の朝にヨガへ行くと、その後の作業がうまくいって充実感があるんですよね。
業務だけでなく、私生活も効率化しています(笑)

今回は、私生活…ではなく業務を効率化するお話です。
RPAエンジニアのみなさんならご存知でしょうが、業務効率化の対象としてExcelでの操作が挙がることは多くあります。

RPAツールUiPathでは多くのExcelに関するActivityを使用することができるため、とても便利です。
(Activity一覧はこちら

続きを読む

UiPathのアクティビティをまとめてみた(2018.4.2)

ご無沙汰しております! AI&ロボティクスセンターのたかはしです。

前回、UiPathでよく使うアクティビティをまとめてみたところ、沢山の方に見ていただけたようで!ありがとうございます!

さてさて、UiPathの2018.3以降のバージョンをインストールされた方はすでにお気付きかと思いますが、ななななんと!UiPath Studioの日本語版が利用可能になりました!!

使用可能なアクティビティも日本語に変換され、さらにアクティビティにカーソルを合わせることでそのアクティビティの説明も表示されるようになりました(素晴らしい!)

前回まとめた内容は2018.2.6時点の英語版をもとに作成したため、今だと日本語名称がわからなくて利用しにくい!という声もあると思います。

そこで!

前回のアクティビティ一覧からさらにパワーアップいたしまして、現在の最新バージョンである UiPath Studio 2018.4.2 をインストールした際に使用可能なアクティビティと、その簡単な説明をまとめてみました!

今回は私たちが普段使用しないアクティビティを含めてまとめてみましたので、新しい発見もあるかもしれませんね。

続きを読む

【RPA】Uipath Bad Practice Part1

この記事は 『CRESCO Advent Calendar 2018』 20日目の記事です。

はじめまして!
RPAチームに新規参入しました、AI&ロボティクスセンター あきやまです。

Pepper等のロボットを主に担当していたら、「RPAもロボットだから対象だね」と言われました。
「そうですね、もちろんです」と回答しました。
長いものには巻かれます。

などと言いつつも、話題のRPAは前々から参加したかったので、ワクワクしてます。
これを機に一人前のRPAエンジニアを目指します。

Bad Practice集

さて、必死に勉強を進める中、RPAチームの先輩メンバーがBAD Practiceを提供してくれました。
本日はその中から、いくつかご紹介したいと思います。
始めたばかりの頃は取り合えず期待通りに動いてしまうと、そのまま正解だと思いがちですね。
さらに、一度正解だと思い込んでしまうとより良い方法に気づけないものです。

今後ロボットの設計・実装を行う上で、効率的、且つ可読性の高い開発を行う為の参考になれば幸いです。

続きを読む

JenkinsからUiPathを動かしてみた

この記事は 『CRESCO Advent Calendar 2018』 16日目の記事です。

元エンベデッドシステム開発エンジニアのいとけんです。
エンベデッドシステム開発の現場では、Windowsネイティブアプリを使って解析したりテストしたりすることが多いので、CIツールとRPAツールを連携して自動化してみました。

Windowsネイティブアプリを動かしたいので、環境はWindows OSが前提です。
CIツールはJenkinsを、RPAツールはUiPathを使っています。UiPathを使った理由は…察してください。。。
環境:
Windows 10 Enterprise
Windows版Jenkins
UiPath community edition

で、ふつうに(インストーラに従って)インストールして、JenkinsのJob作って動かしてみたところ、

メッセージを受信できる net.pipe://localhost/UiPath/service/duplex/agent/SYSTEM でリッスンしているエンドポイントがありませんでした。これは一般に、アドレスまたは SOAP アクションが正しくない場合に発生します。詳細については、InnerException を参照してください (ある場合)。

と言われててしまい、うまく UiPath Robot が起動しません。それを回避する方法をまとめました。

続きを読む

プロセスマイニングツール「Celonis」についてまとめてみた

この記事は 『CRESCO Advent Calendar 2018』 3日目の記事です。

こんにちは。AI&ロボティクスセンターの吉田です。
本日はプロセスマイニングについてお話ししたいと思います。

ProcessMining(プロセスマイニング)とRPA

最近はRPAによる業務効率化のコンサルティングや開発支援を行っておりますが、業務効率化を行うためには、まず業務を棚卸し、整理、可視化する必要があります。業務を整理、可視化するために、基本はマニュアルをご提供いただいたり、業務担当者に業務ヒアリングを実施して、業務プロセスを整理していくわけですが、マニュアルが最新ではなかったり、担当者が把握していない、忘れているイレギュラー対応などがあると、思ったほど効果が出ない、RPAロボットの動作が不安定だ。など、満足のいく結果が得られないことがあります。また、そもそもどういう業務が自動化できるのかわからない、自分の担当ではないなど、プロセスが複雑だったり多くの人が絡む場合には、業務棚卸しに挙がってこないこともあります。

こういった課題にアプローチする手法として、最近注目を集めているのがプロセスマイニング(Process Mining)です。プロセスマイニング市場で最大手のセロニス(Celonis)というベンダーが日本に進出する予定であり、RPAとの連携を含めて期待が高まってきています。

とはいうものの、プロセスマイニングで何ができるのか、どういった場合にどのように活用できるのかがイメージしにくいと感じていました。そこでCelonisを使ってなにができるのかを個人的に調査したものを本記事にてまとめておきたいと思います。

プロセスマイニングとは

「業務システムにおけるイベントログを入力データとして、業務プロセスを再構成、可視化し、分析可能とする手法やツール」と一般的に言われています。

続きを読む

SAPとRPAの組合せを考えてみた。

この記事は 『CRESCO Advent Calendar 2018』 2日目の記事です。

お久しぶりです。特派員のI.Mです。
今回はSAP界隈でRPAをどのように組み込むのか考えてみました。
SAP ERPを扱う業務にRPAを持ち込む場合、どのようなシーンを想定するでしょうか。

バッチインプット

SAP ERPは、世界中で使われているパッケージソフトウェアであり、世界中のERPコンサルタントの集合知であり、ベストプラクティスです。
ところが、SAPのインターフェース(操作画面)は非常に複雑で分かりにくく、難しい(≒扱いにくい)と言われることがよくあります。
これは世界中の多種・多様な企業で利用され、その要求に応えるべく非常に高機能且つ汎用的なものである必要性が、インターフェースを複雑に、手順を難しくしているというのが一般の見方のようです。
ならば、SAP ERPの画面操作を簡便にするためにRPAツールを使えばいいのかな?と考えられそうです。
(私も思いました)
SAP ERPのクライアントツール(SAP GUIと呼ばれます)の画面操作をRPAツールで記録して入力値を変数にして、、、という手順です。

続きを読む