はじめまして!kkkです。

本記事は、ServiceNowの利用経験がない状態から、CSA試験の合格を目指す方を対象にした受験体験記です。

現在、社内では「ServiceNow CSAの認定資格」の取得が推進されています。

そのため、本記事がServiceNow CSA試験に興味を持つきっかけとなり、受験準備の参考になれば幸いです。

※本記事に記載した試験情報は、筆者が受験した時点の情報です。試験制度、受験料、出題範囲、受験方法などは変更される場合があります。最新情報は公式サイトおよび公式試験ガイドをご確認ください。

目次

  1. Certified System Administrator (CSA)とは
  2. 学習方法
  3. 結果と感想
  4. 最後に

1. Certified System Administrator (CSA)とは

Certified System Administratorとは、ServiceNowの資格の中で入門レベルに位置づけられている資格です。

まずは試験概要をご紹介します。

受験資格 必須条件なし
試験時間 90
問題数 60
合格基準 非公開
出題方式 単一選択・複数選択
受験料 $300 (2026年7月時点)

受験資格に必須条件はありませんが、公式に提供されている「Welcome to ServiceNow」と「ServiceNow Administration Fundamentals」が案内されており、今回の学習でもこの2つを利用しました。

ServiceNow公式で合格基準は公表されていませんが、一般的に70%が目安とされています。ただし、必ずしも70%での合格ではないのでご注意です。

 

また、受験会場としては、Pearsonのテストセンターまたは、自宅でも受験可能なオンライン監督方式のOnVUEを選択できます。

私のおすすめとしては、Pearsonのテストセンターです。オンライン監督方式のOnVUEによる自宅受験だと、テレビに布を被せるよう指示を受けたり、PCの周りに不要な物が置かれていないことをチェックされます。その他にも細かく指示があり、事前に部屋を片付けておく必要がある点を踏まえると、テストセンターで受験する方が楽だと思います。

2. 学習方法

冒頭でもお話ししましたが、私は、ServiceNowに触れたことがない状態からCSA試験の学習を開始しました。最初に活用したのが、ServiceNowが公式に提供する無償のe-learning学習コース「ServiceNow University」です。今回は、この中から以下2つのハンズオンコースを受講しました。

「Welcome to ServiceNow」ハンズオンコース (ServiceNow University)

「Welcome to ServiceNow」ハンズオンコースではServiceNowの基本的な機能や操作方法を習得できるコースになっています。

具体的には、コースの内容を読み、軽いナレッジチェックを実施した後に実際にServiceNowの画面を操作しながらタスクをこなすことで完了できます。ServiceNowに触れたことがない方でも実際に画面を操作しながら学習できるので安心です。所要時間は4時間ほどでした。

 

「ServiceNow Administration Fundamentals On Demand」ハンズオンコース (ServiceNow University)

 

「ServiceNow Administration Fundamentals On Demand」ハンズオンコースでは、ServiceNowプラットフォーム管理の基礎を学び、システム管理者に必要な知識を習得するコースになっています。このコースは登録後に入手できる電子書籍とセットで進めていきます。コース内のレッスンには動画がありましたが、電子書籍の内容とほとんど同じなので、動画はスキップして電子書籍のみで勉強していました。電子書籍を1周実施するためにかかった時間は、15時間ほどでした。

ServiceNow Administration Fundamentals On Demandで配布される電子書籍の再読
 

電子書籍内では、「機能の詳細な説明」や「実際の画面上での基本操作」、「理解の確認」というナレッジチェックで学習できます。1周目は、学習できる内容を全て実施しましたが、画面操作に関する理解や基本的な単語は不足している状態だったと思います。

2周目、3周目は「機能の詳細な説明」が書いてある部分だけを読みました。ここでようやく各機能の基本的な特徴や使用方法について理解が深まったと感じました。

生成AIを活用した理解の整理と練習問題の作成

本試験では、表現や問われ方が異なる問題もあると聞いていたので、公式教材で学習した内容を自分の言葉で整理したうえで、生成AIを活用し、用語や機能の理解を深めました。また、公式教材や実際の試験問題の文面を入力・転載することは避け、一般的な知識確認を目的とした練習問題を作成し、問題演習に取り組みました。なお、生成AIの回答には誤りが含まれる可能性があるため、公式ドキュメントや公式教材で内容を確認することが重要です。

3. 結果と感想

・結果

さっそく結果ですが、
見事、合格することができました!!

下記表は、分野別の合格率と振り返りになります。
合格率は公式からのスコアレポートです。振り返りはスコアの結果を文章で記載したものです。

テスト分野 正解率 振り返り
プラットフォームの概要とナビゲーション 50% 追加学習が必要
インスタンスの構成 67% 基本操作の理解が必要
コラボレーション用アプリケーションの構成 67% 機能の関連性の整理が必要
セルフサービスと自動化 83% 学習内容をおおよそ理解
データベース管理とプラットフォームセキュリティ 72% さらに深い理解が必要
データ移行と統合 100% 学習内容を正しく理解

 

・感想

実際の試験問題は、生成AIで作成した知識確認用の練習問題よりもやや難しく感じました。事前に聞いていた通り、「言い回しや聞き方が異なるような問題」や「特徴を理解した上で考えて解く問題」が多く、そのような問題が全体的に多かった印象です。また、電子書籍の「理解の確認」は、学習内容の理解度を確認するうえで役立ちました。本番の試験でも、教材で学んだ知識を基に判断する問題が多いと感じたため、「理解の確認」には丁寧に取り組むことをおすすめします。
効果的だと感じた学習は「電子書籍の再読」と「生成AIを活用した理解の深掘り」です。
ServiceNow Universityの電子書籍は体系的にまとまっている一方、抽象的な説明だけでは理解しきれない機能や用語もありました。そのような部分について、「生成AIに具体例を挙げてもらうこと」や「異なる言い回しで説明してもらうこと」で、機能や用語に対する理解が大きく深まったと感じました。これらの学習に取り組んだことで、実際の試験でも機能や単語の意味で困ることはなく、明らかに誤りと判断できる選択肢を除外する際に役立ちました。
 

4. 最後に

ServiceNowは企業の業務効率化やDX推進を支えるクラウドベースのプラットフォームとして、今後ますます多くの企業で活用されることが期待されています。
その第一歩として、ぜひServiceNow CSA資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。