目次
1. はじめに
2. Tableau Certified Consultantとは?
3. 受験準備
4. 試験を受けてみて
5. 最後に
1. はじめに
こんにちは、AI&Dataテクノロジー第二部のおばんです。
先日、BIツールであるTableauのProfessional資格「Tableau Certified Consultant」を受験し無事合格しました。
本記事はその受験体験記となります。
※クレスコでは、Tableau導入支援のサービスを提供しています。
Tableauデータ総合ソリューション | クレスコデジタルソリューション
2. Tableau Certified Consultantとは?
本資格は、 Tableauプラットフォーム全般の専門的な知識が問われる、Professionalレベルの資格です。
以下公式サイトより
対象:Tableau製品(Tableau Prep、Desktop、Cloud、Server、Bridge など)に関して最低1年の経験を持ち、最低2回実装に携わっている
前提:Tableau Desktop Specialist (※初級レベル) および Tableau Certified Data Analyst (※中級レベル)に合格するスキルを保持
試験時間:120分
出題形式・問題数:知識選択問題40~45問、実技問題6~8問
Tableauバージョン:2022.3
合格ライン:75%以上
受験料:250ドル
試験場所:テストセンターか自宅
昔はパートナー向けの資格でしたが、受験資格が改訂されパートナーでなくても受験できるようになりました。
また、重要なことですが2024年12月現在受験言語は英語のみとなっています。
3. 受験準備
前提として、私は2年ほどTableauの実務経験があり、以下の資格は取得済みの状態です。
- Tableau Desktop Specialist
- Tableau Certified Data Analyst
そのうえで、受験の3か月前から準備を始めました。
使って良かった資料について下記に記載します。
英語でTableauの試験を受験するにあたり、英語での質問の表現方法やTableau用語の英語表現を体系的に学習するために使用しました。
レベル感として、散布図やしきい値を英語でどのように表すか知っているレベルであれば受講しなくても問題ないかと思います。
Tableau Certified Consultant Exam Questions 2024 | Udemy
試験の概要ページに読むべきリソースがまとめられています。
本試験には実技試験も含まれるため、可能であれば読んだドキュメントの内容をTableau Desktop等で再現することを強くお勧めします。
4. 試験を受けてみて
ざっくりと、以下の領域においてベストプラクティスを問われる質問が多く出題されました。
- LOD計算/表計算
- パフォーマンスに課題がある場合の原因別対処法
- Tableau Data Managementでできること
- 動的ゾーン表示の構築方法
- 簡単なデータの前処理方法(split等)
- Tableau Server、Tableau Cloudの運用管理方法(アクセス方法やパーミッション管理等)
テストセンターでの受験でした。
ここで大きな問題が発生し、ハンズオン用の仮想環境がフリーズしてしまい1回目の受験はハンズオン試験が全く受けられず、不合格となってしまいました。
サポートに問い合わせたところ、不具合扱いで2回目受験用のバウチャーコードを発行してもらいました。
なお2回目も仮想環境の画面サイズが小さすぎて回答ができないハンズオンの問題がありました。
こういったトラブルは避けられないため、問題を数問飛ばしても余裕で合格できるように仕上げておくくらいの気持ちでいた方が良いかもしれません。
5. 最後に
今回は、Tableau Certified Consultantの受験体験についてご紹介しました。
本試験はかなり難しく、私は何とか合格点ギリギリで合格できました。
ただし、その甲斐あって他の資格と比べかなり実践的な内容で、勉強した内容がそのまま業務に活かせたこともあります。
Tableauを利用したデータ分析するだけでなく、Tableau製品全般を用いたデータ基盤構築に携わる方は取得しておいて損はないかと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。