RPA

JenkinsからUiPathを動かしてみた

この記事は 『CRESCO Advent Calendar 2018』 16日目の記事です。

元エンベデッドシステム開発エンジニアのいとけんです。
エンベデッドシステム開発の現場では、Windowsネイティブアプリを使って解析したりテストしたりすることが多いので、CIツールとRPAツールを連携して自動化してみました。

Windowsネイティブアプリを動かしたいので、環境はWindows OSが前提です。
CIツールはJenkinsを、RPAツールはUiPathを使っています。UiPathを使った理由は…察してください。。。
環境:
Windows 10 Enterprise
Windows版Jenkins
UiPath community edition

で、ふつうに(インストーラに従って)インストールして、JenkinsのJob作って動かしてみたところ、

メッセージを受信できる net.pipe://localhost/UiPath/service/duplex/agent/SYSTEM でリッスンしているエンドポイントがありませんでした。これは一般に、アドレスまたは SOAP アクションが正しくない場合に発生します。詳細については、InnerException を参照してください (ある場合)。

と言われててしまい、うまく UiPath Robot が起動しません。それを回避する方法をまとめました。

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プロセスマイニングツール「Celonis」についてまとめてみた

この記事は 『CRESCO Advent Calendar 2018』 3日目の記事です。

こんにちは。AI&ロボティクスセンターの吉田です。
本日はプロセスマイニングについてお話ししたいと思います。

ProcessMining(プロセスマイニング)とRPA

最近はRPAによる業務効率化のコンサルティングや開発支援を行っておりますが、業務効率化を行うためには、まず業務を棚卸し、整理、可視化する必要があります。業務を整理、可視化するために、基本はマニュアルをご提供いただいたり、業務担当者に業務ヒアリングを実施して、業務プロセスを整理していくわけですが、マニュアルが最新ではなかったり、担当者が把握していない、忘れているイレギュラー対応などがあると、思ったほど効果が出ない、RPAロボットの動作が不安定だ。など、満足のいく結果が得られないことがあります。また、そもそもどういう業務が自動化できるのかわからない、自分の担当ではないなど、プロセスが複雑だったり多くの人が絡む場合には、業務棚卸しに挙がってこないこともあります。

こういった課題にアプローチする手法として、最近注目を集めているのがプロセスマイニング(Process Mining)です。プロセスマイニング市場で最大手のセロニス(Celonis)というベンダーが日本に進出する予定であり、RPAとの連携を含めて期待が高まってきています。

とはいうものの、プロセスマイニングで何ができるのか、どういった場合にどのように活用できるのかがイメージしにくいと感じていました。そこでCelonisを使ってなにができるのかを個人的に調査したものを本記事にてまとめておきたいと思います。

プロセスマイニングとは

「業務システムにおけるイベントログを入力データとして、業務プロセスを再構成、可視化し、分析可能とする手法やツール」と一般的に言われています。

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UiPathのDataTableについておさらいしてみた

 こんにちは、システムズエンジニアリングセンターの湯田です。
今回は自身の体験をもとに、RPA 初心者にとって壁になった部分を解説していきたいと思います。
DataTable という言葉見て嫌な顔をしたそこのあなた、ぜひ最後まで読んでいってください笑

 RPA 主業務の1つに Excel データの処理があります。
よくあるケースとして、Excel ファイルにある大量のデータから特定の情報を抽出し、別の Excel ファイルに出力することが挙げられます。私はRPAツールUiPath を使用した業務自動化案件に携わっておりExcel ファイルの処理は基本的に、DataTable という型のデータを扱います。

 DataTabel についてですが、プログラミング経験者にとっては特に問題なく理解できるそうですが、私をはじめ未経験者は避けては通れない壁です笑 後ほど登場しますが、「For Each Row」の仕組みを理解するにはなかなかに苦戦しました笑

前置きはこの辺にしまして、本題に入りますね。

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RPAツールUiPathの安定化を行った話①

こんにちは。システムズエンジニアリングセンターの「やまさきあ」です。
業務ではTableau(BIツール)やUiPath(RPAツール)に携わっています。

わたしはプロジェクトでRPAの構築を行っているのですが、
ブラウザやデスクトップアプリでの要素(Selector)の認識において、安定して動作を行ってくれないときがあります。

1回目は上手くいったのに、何回かに一度Clickが失敗する…
動作する対象の日付を変えてみたら入力が失敗する…
みなさんもそのような経験、ありませんか?

今回は、そのような際に私たちクレスコのRPAチームがどのようにしてSelector箇所の安定化を行っているかを3点、お伝えいたします。

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RPAのシナリオ(ワークフロー)管理を考えてみる(1)

こんにちは。AI&ロボティクスセンターの吉田です。

4月にスマートソリューションセンターというところからAI、コミュニケーションロボを取り扱っているAI&ロボティクスセンターにRPAを抱えて異動になりました。AIや、コミュニケーションロボとRPAを掛け合わせたビジネスも加速中です。RPAについての概要を知りたい方はこちらをご覧ください。

さて、本題のRPAのシナリオ(ワークフロー)管理について話したいと思います。

RPA導入を検討する際には、どうやってロボットを管理メンテナンスしていくか、検討する必要がありますが、本記事では、シナリオ(ワークフロー)の管理について、検討したいと思います。本記事では、シナリオ(ワークフロー)は、ソースコードと同義と定義します。ソースコードと記載がある場合は、シナリオ(ワークフロー)に置き換えてください。

早速本題に入る前に、非技術者の方に向けて、ソースコード管理、ひいてはバージョン管理システムについて説明しておきます。

バージョン管理システムとは

とあるファイルサーバを見ると、こんなファイル群があった記憶はないでしょうか。

  • 20131224_集計マクロ
  • 20131225_集計マクロ
  • 20140114_集計マクロ
  • 集計マクロ_最新
  • 旧_集計マクロ_最新

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UiPathでよく使うアクティビティをまとめてみた

はじめまして! AI&ロボティクスセンターのたかはしです。

少し前まではAI関連のお仕事やロボットを動かすお仕事などなどをしていましたが、今年の3月からRPA関連のプロジェクトに携わるようになり、現在は主にUiPathを使ったRPAの設計を担当しています。

RPAもRの字すら全く知らず、UiPathを触ったことがなかった私がRPAの設計をするにあたり、一番最初に戸惑ったこと……
それは、「UiPathって何ができるの!?」という部分でした。

既にUiPathを触ったことがある方はご存知かもしれませんが、UiPathには多岐多様なアクティビティが存在しており、そのアクティビティの組み合わせによって処理の自動化を実現しています。

ただ、あまりにも沢山のアクティビティがあるので、「この処理を実現するための最適なアクティビティはなんだ?」といったことを調べるのにとても苦労したことを覚えています。
リファレンスを読んで各々のアクティビティの使い方を理解するにしても、そもそもどんなアクティビティが存在するかを知らないことには、入り口には立てません。

そこで!!

今回は、これからUiPathを使っていきたいという方のために、私たちがUiPathでRPAの開発をする際によく使用するアクティビティと、その簡単な説明を一覧で公開しようと思います!

何らかの業務をUiPathで自動化したい!と思ったとき、このリストを見ればどう実現するが想像できるようになるかもしれません。

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DataTable 操作のパフォーマンスが上がった話

こんにちは、AI&ロボティクスセンターの大川です。

今回はRPA業務で、ちょっとした工夫でロボット動作のパフォーマンスが大きく上がったということをお話しします。

RPAで多用される定型業務の一つに、Excelデータの処理があります。
複数のExcelファイルにある大量のデータから特定の列を抽出して一つのExcelファイルに出力したり、その出力処理の前処理として複数条件でデータを集計してから出力したりと、人が手で作業するには非常に時間がかかりミスも発生しやすい定型業務を、ロボットで正確に処理してくれます。
現在は、UiPathというアプリケーションを使用したRPAの開発を行っており、Excelファイルの処理はDataTableという型のデータを扱うことになります。

※UiPathでコードを記述するときは、VB.NETという言語を使用します。

どんな問題が発生したのか

DataTableから条件に合う行を抽出するときに、ものすごく時間がかかるという問題が発生しました。

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RPAとAIの連携 ~感情分析RPAロボット~

こんにちは。システムズエンジニアリングセンターの駒宮です。
今年1月よりRPA開発チームで実装、テストなどを担当しています。

先月、弊社で開催された「オープンハウス2018」にRPAチームからもブースを展示しました。ご来場いただいた皆様、また、RPAブースで笑顔(?)で写真撮影に応じ下さった皆様、本当にありがとうございました。

今回の記事は、その際に展示した「感情分析RPAロボット」制作の裏話を記事にして投稿します。

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RPA開発を進めるうえで気を付けるべきこと

こんにちは。スマートソリューションセンターの吉田です。

前回RPA記事では、RPAロボットの規模、開発生産性を算出する方法をご紹介しました。
本記事では、クレスコでRPA開発を進めていく中で直面したいくつかの課題と、その対応についてご紹介したいと思います。ここで課題として掲げる内容は、実はRPA導入を進めていく上で、考慮が必要で、ルール化すべき内容だったりします。プログラム開発でいうところの「コーディング規約」にあたり、当社では「RPAガイドライン」という名称で策定を進めております。

では、早速見ていきましょう。

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