SAP

Web APIクライアントのコード生成

こんにちは、特派員のI.Mです。
今回はAPIのお話です。

※この記事は 『CRESCO Advent Calendar 2017』 4日目の記事です。

SAP API Business Hub

SAP API Business Hubをご存知でしょうか?
所謂APIのカタログサイトで、SAPやそのパートナーが公開しているAPIの情報が閲覧できたり、トライできる環境です。
既に学習済みのモデルですがSAP Leonardo Machine Learningの一端がここで体験できます。
(利用にはSCNアカウントの作成(無料)が必要です)

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SAP TechEd 2017 Las Vegasに行ってきた。

こんにちは、特派員のI.Mです。
先日(9/25~29)ラスベガスで開催されたSAPカンファレンスである、SAP TechEd(テックエド)2017 に参加してきましたので、レポートをしたいと思います。

SAP TechEd について

先日別の SAP イベント「SAPPHIRE NOW」について簡単にご紹介しました(SAP Leonardoの記事)。
「SAPPHIRE NOW」はユーザー向けのイベントですが、「TechEd」は「Technology & Education」の略で、技術者寄りのイベントとなります。
日程は5日間ですが、初日25日(月)は現地のユーザー会である ASUG (American SAP Users’ Group) によるプレカンファレンスや、出展パートナー企業 (Exhibitor) によるセッションが主となります。
本番は2日目からで、朝9時から SAP の CTO 且つ副社長 (vice-president) のビヨン・ゲルケ (Björn Goerke) の基調講演があり、その後は各日18時過ぎまで(最終日29日は午前まで)1300を超えるレクチャー、ハンズオン、ロードマップセッションなどが開催されます。
各セッションは、今年は以下の 5つのテーマに分類されます。

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風が吹けば桶屋が儲かる(SAP Leonardo)

こんにちは。技術研究所特派員のI.Mです。

またもSAPの話ですが、年次のユーザー向けイベント「2017 SAPPHIRE Now」が5月16日~18日にアメリカ合衆国フロリダ オーランドで開催されました。
私は参加していないのですが、弊社で参加した者がいたので色々と話を聞きました。

SAP Leonardo

「SAP Leonardo」というキーワードがあり、それまでは「SAPのIoTプラットフォーム(イノベーション)のポートフォリオ(ブランド)」という位置づけだったところ、IoTだけでなくBigData, BlockChain, MachineLearningなどの技術を含むツールセットで “Digital Innovation” を支援するものという立ち位置になるとのことでした。
すでに”SAP Leonardo”で検索すると”Digital Innovation System”のページが出てきます。
でも、これでは少し実体がわかりにくいですね。

このSAP Leonardoに含まれるサービスを少し紹介しましょう。
企業が提供しているサービスを利用する顧客の満足度を向上したり、利用継続をうながすための施策の提案をしてくれる「Customer Retention」、
顧客からの問い合わせや要望などをチケット化して内容を判断し、適切なエージェントに割り当てることができる「SAP Service Ticketing」、
スポーツの中継に映り込むスポンサー企業のロゴを画像認識により識別し、ほぼリアルタイムで計測し、今まで分かりにくかった投資対効果を見えるようにする「Brand Impact」などがあります。

「Brand Impact」の画像認識技術には、謎のAI半導体メーカーとして一躍有名になった(?)NVIDIAの技術が用いられています。
(NVIDIA側のプレス発表はこちら英語 …実際のイメージを見ることができます。)

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SAPのプラットフォームビジネス

はじめまして。技術研究所特派員の I.M です。

私が所属しているクレスコ・イー・ソリューション株式会社の事業の中核であるSAPという企業のプラットフォームビジネスについて思うところを書かせていただきます。

プラットフォームビジネスの起源

プラットフォームビジネスとは、「場」の提供と言えます。
皆さんに身近なプラットフォームビジネスと言えばアップルのiTunes StoreやApp Store、GoogleのGooglePlay、Amazon MarketPlace、最近ではUber、Airbnbなどが話題です。

割と新しいビジネスモデルのように思われがちですが、仕組みの起源を遡ると中世ヨーロッパの「シャンパーニュの大市(おおいち)/Les grandes Foires de Champagne」であるとすることができるそうです。
中世ヨーロッパは暗黒時代と呼ばれるほど危険が多かったのですが、 シャンパーニュ地方の領主(シャンパーニュ伯)は、市(いち)に出店する商人や客に対して盗賊などからの保護という安全、不適切な参加者の排除という安心を提供するだけでなく、借款(ローン)や公正証書、銀行といった仕組みを作り上げて人を呼び込み、特定の集団に特権を与えたりせず契約履行のための裁判所を設け、公平性を重視しました。
結果、市の参加者は増加し、リピーターも増え、市の規模は拡大しました。
シャンパーニュ伯はこのような取組みを継続・強化し、見返りとして市での取引1件ごとにわずかな対価を徴収し、莫大な富を築いたとのことです。

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