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研究開発活動

[2021年6月21日 時点]

2020年度の研究開発活動は、新型コロナウイルス感染症の拡大により活動が制限される中、昨年度に引き続き医療領域での高度な知識を有する医師たちとの共同研究で追究・検証し、さらに実用化へ向けた活動などを中心に行ってまいりました。かかる状況下であっても、新たな研究テーマの打診をオンライン会議にていただき、継続中の研究テーマに加えて、数件の新研究テーマにも着手しております。画像処理技術の研究テーマが多くなってきたことにより、ポストAI技術に関しての研究テーマ立ち上げは、調査と評価の段階までとなりましたが、次年度以降で新たに体制を強化し、調査結果を引き継いでお客様のご要望にお応えする新たな研究テーマに着手することを計画しております。
研究開発のテーマとしては「先端技術に関する研究開発」「ソリューションに関する研究開発」に大別されます。
なお、2021年3月期におけるクレスコグループの研究開発費の総額は、97,943千円です。

1. 先端技術に関する研究開発

先端技術に関しては、眼科およびその他の医療科目における深層学習を用いた医大や医療機関との共同研究を複数(当連結会計年度の実績で8件)行ってきており、その成果を眼科学会や情報処理系の学会にて発表してまいりました。また、研究過程で見出された特異な技術の特許申請・権利化も実施してきております。これまでは、疾患の診断支援が主なテーマではありましたが、多くの医療関係者や製薬会社の方々と協議して、病気の初期段階の検知や正常状態から予兆となる症状が見られる段階での検知・スクリーニングに関する研究がほとんど未着手状態であり、今後有益であると感じて、この領域の研究にも力を注ぎ始めました。この領域では、情報処理領域における発展はあまり期待できませんが、医療への貢献は大きいと感じる研究に関して、委託研究という形で当社の技術を提供しております。また、医療だけでなく、産業における大型で高度な産業機械に関しても、故障の特定も大切ではありますが、早期の故障検知、故障予兆の検知や予測に関しての要望が強く、従来技術(様々なセンサーデータの分析)に加えて当社の画像処理技術が有効であることがわかり、この領域での研究も進めております。
医療の発展への直接的な貢献、医療AI研究で得たITへの貢献、そして、実ビジネスへの貢献のため、今後もコアとしての研究活動をしてまいります。

2. ソリューションに関する研究開発

先端技術に関する活動の結果を用いて、実ビジネスへの展開も継続して取り組んでおります。医療機関との共同研究を進めながら、これらの成果を医療機器メーカーや医療ベンチャーに展開し、"MINERVAE SCOPE"に続く実ビジネス化への取り組みを行っています。医療領域の商用化は時間がかかるため、発表できるようになるまでには更なる時間を要しますが、現在複数案件の話を進めており、翌連結会計年度末以降に発表することができる見通しとなっております。また、医療領域で得られた知見を用いて産業への展開活動も行っております。産業機器の保守作業に向けて、医療と同様に画像を用いた保守作業支援の共同研究も行っております。