2023年6月26日
株式会社クレスコ 広報部

 

2023年6月15日に、当社社員の國井雄介(以下、國井)が、一般社団法人 組込みシステム技術協会(以下、JASA)の理事(技術本部長補佐・コモングランド委員長)に就任いたしました。

 

國井は、当社エバンジェリストの1人として、2017年からJASAのIoT技術高度化委員会「スマートライフワーキンググループ(WG)」主査として活動し、技術の知見を高めるとともに、外部講演にも登壇して技術の伝承を行ってまいりました。
今回、当該WGでの活動実績が評価され、理事に就任するとともに、「コモングラウンド委員会(IoT技術高度化委員会から名称変更)」の委員長にも就任いたしました。
なお、スマートライフWGの主査には、当社社員の加藤恭弘が就任しております。

 

國井に関する詳細につきましては、以下をご覧ください。

 

國井 雄介
<経歴>
株式会社クレスコ入社後、携帯電話やデジタルテレビなど、デジタル情報家電の組込みソフトウェア開発を長く経験。現在は、センサフュージョン技術、ADAS(先進運転支援システム)技術の研究開発プロジェクトに従事。同時に、エマージングテクノロジーオフィス室長として、インダストリアルビジネス本部横断の技術サポート、教育を実施している。
また、社内外の技術研究活動にも多く参加しており、JASA以外にもTOPPERSプロジェクト箱庭WGなどで活動中。

 

<就任にあたってのメッセージ>
この度、理事およびコモングラウンド委員会の委員長を担当することとなりました。当委員会は、前身のIoT技術高度化委員会で調査・研究していた、IoTを更に進展させた、コモングラウンドという考え方を組込みの視点から検討していく委員会です。
コモングラウンドとは、リアル(物理)空間の情報をIoT等で収集し、そのデータを元にバーチャル(仮想)空間でリアル空間を再現する技術であるデジタルツインを実現するための共通基盤です。
政府の掲げるSociety5.0を実現するためには、コモングラウンドという考え方が非常に有用である一方、バーチャルの世界をリアル世界に接続する場合には、端末の改善など、様々な課題があると認識しています。委員会を通して、JASA会員メンバーや業界団体、大学などとも連携し、これらの課題解決に対する実証実験や議論を行っていきたいと考えております。ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

当社は今後も、培ってきたスキルを多方面で発揮して、IT人材の育成や社会の発展に貢献してまいります。

本件に関するお問い合わせ

株式会社クレスコ 広報部
電 話 : 03-5769-8058
メール : pr@cresco.co.jp