東京も涼しく、過ごしやすい季節になって参りました。
さて、今年度も秋恒例の上期の技研研究発表会を開催致しました。
今回もコロナ禍を考慮し、前回のクレスコテックフォーラムと同様、オンラインで開催させていただきました。
発表ツールには Microsoft の Teams を使用しました。クレスコでは社内コミュニケーションツールとして、Teams を使用していることが背景にあります。(日本マイクロソフト株式会社のプレスラウンドテーブルにて、Teams の活用事例として、当社の取り組みが紹介されました!)
上期の研究発表会は、発表者は技研研究員(特派員)のみ、参加者はクレスコ社員のみ (グループ会社向けには後日対応予定) と下期よりは小さめの規模での開催です。社員のみなさんの都合を考慮し、9/28 (月)、9/29 (火) の2日間、17~20時という終業後を含む時間帯にリアルタイムで質疑応答しました。コンテンツはポスター中心となりましたが、次回以降のオンライン開催では動画による解説なども追加することを検討しています。
発表タイトルは次の5タイトルでした (これら今回発表しているもの以外の研究も進行中です)。
「技術研究所の医用画像研究」
「画像と数値データの多出力機械学習」
「動画に対する時系列アノテーションツール」
「歯の欠損部位の位置抽出の一検討」
「デザインシンキングのリモート提供」
どの研究もクレスコ社員の生産性向上や新規ビジネスにつなげようとする姿勢が見られ、発表者たちの研究に対する意欲が強く感じられるものでした。
参加者からの質問は、ビジネス化や技術面についてのものが多いようでした。
この記事では「技術研究所の医用画像研究」の発表ポスターをご紹介します。
技研には医療分野、特に眼病診断補助の AI 作成、応用の知見が多くあることがわかります。近年のデジタル関連の法改正の流れに伴い、技研の知財のビジネス化も活発化するのかもしれません。
今回の技研研究発表会も多くの社員のみなさんが参加されました。業務でお疲れの中、ありがとうございます。
こうして、2020年度9月 技研研究発表会は無事閉幕しました。
これからも、技術研究所はクレスコの技術を進化させ、クレスコそして社会の利益に貢献できるよう、尽くして参ります。