ブレイクアウトルーム比較!ZoomとTeamsの違いは?(2021.2)

こんにちは。ビジネスイノベーションセンター川崎です。
クレスコ主催セミナーなど、オンラインイベントの企画・運営を担当しています。そのため、Zoom・Teamsなどオンラインイベント関連のツールを使う機会が多いです。

はじめに

今回は、先日書いたこちらの2つの記事での検証結果をふまえて、それぞれの特徴を比較してみました。

ZoomとTeamsのブレイクアウトルーム、どんな違いがあるのでしょうか?

検証環境

Zoom:5.5.2 (12494.0204)
Teams:1.4.00.2879

※2021/2/20現在の最新バージョンです。

比較結果

早速ですが本日の結論はこちらです。

総評

Zoomの方が使い勝手がいいと感じました。特に、残り時間設定(タイマー)がTeamsだと使えないのが残念です。とはいえ、Teamsも十分な機能を備えています。「ルームの個別終了/開始」はTeamsのみできます。(昨年12月にリリースされたばかりなのに、すばらしい。)

一言でいうと、「Zoomの方がいいけど大差なし」です。ここから、比較結果について少しずつ補足します。

補足

1.主催者がルーム内へ連絡

どちらも、ブレイクアウトルーム開始後ルーム内に連絡することが可能です。

Zoomの場合は「ブロードキャスト」、Teamsの場合は「アナウンス」という機能です。用途は同じです。見え方は少し異なり、Teamsはチャットに、Zoomは画面の上部に表示されます。

参加者への情報伝達の手段はこれしかありません。表示方法が違うのみで機能に差はありません。

2.3.ブラウザからの参加・スマホアプリからの参加

Zoom・Teams共に、ブレイクアウトルームを利用できます。ただし、スマホアプリの場合、バージョンが古いと動きませんのでご注意ください。

4.参加者の自動割り当て

Zoom・Teams共に、ルーム作成時に自動割り当て(ランダムで人をふりわける)ことができます。

5.ルームの個別終了/開始

Zoomは、全ルーム一斉開始・一斉終了しかできません。一方で、Teamsは、特定の部屋だけを開始したり終了したりすることができます。

これは非常に便利です。Zoomのブレイクアウトルームを使っていてこの機能がほしいと思う場面がいままでにもありました。

6.事前割り当て

Zoomは、会議開始前に参加者のメールアドレスに応じて事前に部屋割を決めておくことができます。
Teamsは、できません。会議開始後にのみ参加者の割り当てができます。

詳細手順は、ZoomHelpCenterのこちらの記事を参照ください。csvからのインポートもできます。

ただ、個人的には事前割り当てはあまり使わないのでなくてもきになりません。
部屋の事前割り当ては参加者のメアドを把握する必要があるうえ、事前に聞いたところでそのメアドで(あるいはその人用のURLで)入室してくれるという保証もなく結局開始後の割り当ても発生してしまうことが多いためです。

7.参加者による入退出

Zoomは、参加者がいつでも自由にブレイクアウトルームを退出できます。また、他のブレイクアウトルームへ移動することができます。(ホストが「参加者によるルーム移動」を許可している場合のみ)

一方、Teamsはできません。ホストが操作しない限り、メインセッションに戻ることもできません。

8.残り時間の設定(タイマー)

Zoomは、ブレイクアウトルーム終了までの時間を設定することができます。以下の通り各ルーム内に「残り時間」が表示されます。
これは大変便利です。毎回使っています!

一方、Teamsではできません。この点が最も残念です。この機能がない限り、私はZoomのブレイクアウトルームを使い続けます。

9.参加者がメインルームに連絡

ZoomもTeamsもチャットや音声などでホストに連絡することはできません。

ただし、Zoomは「ヘルプを求める」を押すことホストに「この部屋にきてください」という意思表示をすることはできます。


一方、Teamsはホストへの意思表示の手段が一切なく、ホストが入ってくるのを待つかWeb会議内ではない別の連絡手段を用意する必要があります。

Zoomには「ヘルプを求める」があるとはいえ、ここはZoomにもTeamsにも改善してほしいポイントです。チャットなりでメインセッションと連絡できるようにはしてほしいなぁっと思います。

10.全体的なレスポンス

大した差ではないですが、全体的にZoomのほうがサクサク動きます。快適です。
ルーム開始などなど、全体的にZoomの方がレスポンスがいいです。ホストが「開始」を押してから参加者が飛ばされるまでのタイムラグは、Zoom:1秒程度・Teamsは5秒程度くらいでした。
ブレイクアウトルームに限った話ではなく、ZoomはレスポンスがよくてTeamsより使っていて気持ちがいい印象です。なのでZoomの方が好きです。

11.最大ルーム数

どちらも同じで50です。50作るなんてありえないですが!

おわりに

いかがでしたでしょうか。比較結果は以上です。

いまのところ私の場合、これまで通りZoomを中心に使うこととなりそうです。
ただし、例えば「なんらかの理由でZoomが使えない」「みんなTeamsに慣れているからTeamsにしたい」というような条件があるならTeamsでも十分かと思います。
そもそもTeamsのブレイクアウトルームはリリースしたばかりですので、このタイミングでZoomと比べるのは酷だったかもしれません。これからの機能追加に期待しちゃいます。

本日は、機能の紹介や画面構成(スクリーンショット)などはあまり載せませんでした。
先日書いたこちらの記事では、Zoom/Teamsそれぞれ画面スクリーンショットも豊富に載せていますのでよろしければ合わせてご覧ください。

宣伝:クレスコのセミナー

RPA/AI/デザイン思考、技術の現場から積極的な情報発信を続けています。月に3,4回はなんらかのセミナーを開催しています。

どなたでもご参加いただけますので、どうぞお気軽にお申込ください!興味本位・勉強目的での参加も歓迎します。

クレスコのセミナー一覧へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加