こんにちは!エクスペリエンスデザインセンター所属のカツメです!
お久しぶりぶり!2年半ぶりのブログエントリーになります。
2年半の間、そのうち1年半ほどは産休と育休を取って職場を離れていました。
久しぶりに職場に復帰し打ち合わせに参加したところ、自分自身が適切に言葉を発することができない状態になっていることに驚きました。
単語が思い出せないやら、どう表現したらいいのやら、と。あたふた。
なんというか・・・頭が働いておらず、休眠状態から目覚めていないような感覚です。
産休前は、UIUXの設計の他、ワークショップのファシリテーターのお仕事もしていました。
こんな状態でファシリテーターとしての役割を果たせるのか!?と不安が心によぎった復帰でした。
でも安心してください。現在は復帰から半年近く経ちましたので、完全に目覚めました!
さてさて、ワークショップといえば、弊社のサービス「サービスデザイン支援ワークショップ」が2023年6月で3周年を迎えることができました!(パチパチパチパチ)
↓↓↓ コレ ↓↓↓
https://wakuwaku.cresco.co.jp/solution/service-design
DX(デジタルトランスフォーメーション)実現に向けてデザイン思考に注目し、その結果「サービスデザイン支援ワークショップ」をご利用いただく、というお客様が多かった気がします。
デザイン思考はイノベーションを促進する手法として広く知られていますが、「サービスデザイン支援ワークショップ」はデザイン思考を活用したワークショップではあるものの、「イノベーション」に限ったワークショップだけではないんです。
ということで、今回は「ワークショップ」の使いどころについて整理し、どんなワークショップができるのか、わかりやすくご提案をさせていただきたいと思います!
以下の流れでお話しさせていただきます。
目次
- そもそも「ワークショップ」とはなんだろう
- ワークショップのメリット5つ
- ワークショップの使いどころはどんなところ?
そもそも「ワークショップ」とはなんだろう
そもそも「ワークショップ」とは何でしょうか。そして、「研修」とは何が異なるのでしょうか。両者の特徴と違いを整理してみましょう!
「研修」は主に知識の伝達が主な目的であり、新しい情報を獲得することに焦点を当てます。ワークショップと違って、参加者側のワークに合わせた進行を必要としないので、情報を効率的に伝達できますね。
そのため、基本的な知識やスキルを広く学びたい場合にはよさそうです。
「ワークショップ」は特定のテーマやスキルに関する知識や経験を実践的に学ぶ場です。
研修では受動的に聞くだけになりがちですが、ワークショップでは実際の体験を通じて学ぶことができます。
そして、ディスカッションやグループ活動など、参加者同士がアイデアや経験を共有し合う機会にもなりますね。
要するに、研修は知識の伝達に焦点を当てるのに対して、ワークショップは実践的な学びやスキルの獲得を重視する点が異なります。
研修かワークショップか、目的に応じた選択が必要だとは思いますが、なんだかワークショップはいいことだらけのような気がします。もう少しワークショップの利点について考えてみましょう!
ワークショップのメリット5つ
ワークショップのメリットはたくさんあるのですが、大きく5つのメリットとして挙げてみます。
1.実践的な学習とスキルの習得
参加者が実際に手を動かすことで学びが深まりやすいです。
例えばですが、仕事ではじめての作業をする時など、資料を読むだけでは全然内容が頭に入ってこないけど、実際に手を動かしながら読み進めると理解が早かったりすること、ありませんか。
習うより慣れろ、のような・・・。体を使いながらインプットすると忘れにくいと感じます。
2.フィードバックと新たな発見
ワークショップでは、自分のアイデアや提案に対してフィードバックを受けることがあります。これによってアイデアをブラッシュアップさせたり、改善したりすることができます。
また、フィードバックや議論を通じて自分の考えを客観的に見ることができ新たな発見をすることがあります。
3.相互参加とコラボレーション
ワークショップは参加者が意見を交換する場でもありますよね。ブレインストーミングやディスカッションを行うことで、1人で行うよりも集団の知識や経験を活用して新たなアイデアや解決策を見つけることができます。
弊社のワークショップで参加者の方にお伝えするのが、「Yes, And」というマインド。
相手の提案やアイデアに対して「Yes(はい)」と肯定的な返答をし、「And(そして)」を続けて自分のアイデアや視点を加えることで、建設的な対話をしましょう!という意識を持って臨むことが大切なんです。
相手のアイデアを肯定して、さらに自分の新しい視点やアイデアを組み合わせていくことで、よりクリエイティブな解決策が見つかります。
4.問題の洗い出しと優先順位付け
ワークショップでは、問題を明確に洗い出し優先順位を付けることもあります。参加者が集まり問題について共有し合うことで、効果的な対策を講じるための方向性を見出すことができます。
付箋などを使って自分の視点やアイデアをアウトプットするワークショップも多いですよね。
口頭だとふわふわした情報でも、視覚化することで参加者全員が正確に認識しやすく、問題点の整理や優先順位づけもスムーズに行えます。
5.チーム力の向上
ワークショップはチームの結束力を高めるのに役立ちます。共通の目標に向けて協力し、コミュニケーションを強化することで、チームの連携が向上します。
ワークショップに参加した経験のあるみなさまも、実際にこういったことを感じたことがあるのではないでしょうか。
ワークショップの使いどころはどんなところ?
弊社のワークショップは「デザイン思考を活用したワークショップ」ですので、「ユーザー視点」ははずせないポイントです。
そして、クレスコといえばエンジニア集団!ワークショップ後に課題解決の方法として「RPA」「データ」「AI」「クラウド」の専門家が出動することもできます。
その点もふまえ、いくつかワークショップのプログラムをご提案させていただきます。
1.業務改善とRPA化検討ワークショップ
業務フローを可視化しましょう!業務遂行に関するスキル、関係者、必要性などを明らかにして、解くべき課題を設定します。そして改善のアイデアを出して、実行可否を判断していきましょう。
自動化できそうな業務はあるか?RPAの専門家チームと連携して自動化の検討もできます。
UIを改善することで解決できる課題があれば、UIUX設計チームへ連携することも可能です。
2.課題整理のワークショップ
課題があるのはわかっているけど、どこから手をつけていいのかわからない・・・その場しのぎで乗り切っていること、ありませんか。
「課題整理」というワードだけでは地味ですが。ワークショップやっちゃいましょう。
全体を俯瞰して見られる状態にし、本質的な課題を洗い出し、解決する方法を探っていきます。
ユーザーが誰なのかをキチッと設定して、ユーザー視点で考えていきましょう。
優先順位をつけることでワークショップ実施後のアクションに繋げていくこともできますよ。
3.顧客理解と営業アプローチの整理
B to Bでも活用できます!商談相手をユーザーとして設定し、ユーザーに深く共感できるようなワークをします。
そして、ユーザーにとってのリスクやニーズを洗い出し整理することで、どういった営業をかけていくかを検討していくワークショップはいかがでしょうか。
4.データ活用ワークショップ
社内にデータはたまっている。けれど活用できていない!そんな方はいませんか?
データを社内で活用できるように展開するにはどうするべきか?そういった仕組みをワークショップで検討していくこともできます。
弊社データ分析の専門家チームとも連携してさらなる活用方法もご提案していくことができます。
5.DX人材育成のためのワークショップ
冒頭でもお伝えしましたが、よくご利用いただいているのが、DX人材育成のためにデザイン思考を学びたいという方向けのワークショップ。
事前にe-Learningでのデザイン思考研修がセットでついていますので、入門としておすすめです。
身近なテーマで実施するため、ユーザーの気持ちに寄り添いやすく、デザイン思考を理解しやすいのではないでしょうか。
まとめ
以上、5つのワークショップをご提案させていただきましたが、業種も仕事もさまざま、つまり課題もさまざまですよね。
お客様の課題やテーマに合わせてカスタマイズしたワークショップも可能です。
ワークショップで課題発見、課題解決をしませんか?ぜひ一度ご相談ください!
■サービスデザイン支援ワークショップ