コーポレートブランドロゴを刷新、
「第2創業期」がスタート

はじめに

私たちは、1988年の創業以来、「最高の技術と品質を発揮するIT企業」として、社名の由来である「成長」に恥じぬよう、着実に歩みを進めてまいりました。そして、2022年度は新たな経営体制で「第2創業期」をスタートすることができました。これもひとえに、多くのみなさまからのご支援と叱咤激励あってのことでございます。心より感謝申し上げます。

 

さて、昨今、IT技術の急速な進展により、システムインテグレーション(SI)のスピード化、IT活用のトレンド変化(受託開発型『作る』からサービス提供型『使う』へ)も加速し、お客様の投資スタンスも、企業規模の大小を問わず、新たな事業価値の創出や競争力強化、イノベーションを実現するべく、「デジタル変革(DX)」が、ますます顕著になっております。2023年度は、先読みが難しい経営環境を背景に、サステナブルなデジタルビジネスの確立を目指す「新たなDX競争の時代」になることでしょう。

 

クレスコグループは、豊富な経験と、長年培ってきた技術に裏打ちされたシステムインテグレーション(SI)をベースに、ITサービス事業およびデジタルソリューション事業を展開し、時代の流れとお客様のニーズに適時的確に対応しております。特に、デジタルソリューション事業では、様々なお客様で活用が加速している「クラウド」「RPA」「AI(人工知能)」を中核とする知見と実績を「強み」とし、多彩なサービスの創出に努めております。

お客様の価値を『デジタル変革(DX)』の力で高める

現在、私たちは、自己変革を社会の成長・発展に繋げる決意を標榜した経営ビジョン『CRESCO Group Ambition 2030』のもと、「中期経営計画2023」推進と合わせ、「2030年連結売上高1,000億円」にも挑戦しております。

 

ITサービスをご提供する企業として何より大切なことは、「お客様の価値をデジタル変革(DX)の力で高めていく」ことです。それには、先ず、私たち自身が、DX化を一層強化しなければならないことは言うまでもありません。併せて、日々の学びと自己変革を通じて、お客様の事業戦略を理解し、お客様の期待を実現するためのIT技術を応用した最適解を導き出す、「より高度なサービスをスピーディーに提供する力」を高めなければならないと認識しております。

 

クレスコグループは、『デジタル変革(DX)』を自己変革と事業の成長の柱とし、名実ともに業界のリーディングカンパニーとなるべく、邁進してまいります。

"わくわく感"とイノベーションで豊かな未来を創る

クレスコグループが実現したい未来は、世界中の人々の想像を超える「その先」、もっと豊かでわくわくする未来です。"わくわく感"は、イノベーション創出の源(みなもと)と確信しています。私たちは、その"わくわくする未来"を実現するため、お客様を含めた「社会のニーズ(最優先で求めている変化)」と「最高のテクノロジー」の追求を実践し、事業活動に取り組んでまいります。

知見を高め、お客様や社会のサステナブルな成長に貢献する

私たちは、大学・IT関連団体・社外コミュニティ等から積極的に技術情報を学び、その価値を精査し、社内での切磋琢磨と自己研鑽に繋げ、お客様の価値を最大限に高められるよう努めます。そして、日々、喜びを感じながら成長し、あらゆるステークホルダーとのアライアンスと絆(強い信頼関係、つながり)を尊び、自身の事業を通じてお客様や社会のサステナブルな成長に貢献いたします。

『変革から挑戦へ』、長期ビジョンのゴール、2030年を目指して

2023年度、お客様の事業におかれましては、紛争や円安による影響からの回復と新型コロナ禍から新時代に入っていくための「変革と挑戦を余儀なくされる年」になることでしょう。クレスコグループにとっても「中期経営計画2023<変革>」の結びの年となり、また「中期経営計画2026<挑戦>」を策定する準備の年でもあります。市場を見据え、お客様に高い価値を提供することにより、全てのステークホルダーの方々の幸せと"わくわくする未来"を創れるよう、努めてまいります。

 

今後とも一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2023年4月1日
代表取締役会長 根元 浩幸
代表取締役 社長執行役員  冨永 宏