当社は、2023年2月10日に、以下のとおり「マルチステークホルダー方針」を策定しました。
本方針に則り、改めてステークホルダーとの良好な関係構築に努めてまいります。
マルチステークホルダー方針
当社は、企業経営において、株主にとどまらず、従業員およびそのご家族、取引先、顧客、債権者、地域社会をはじめとする多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組んでまいります。そのうえで、価値協創や生産性向上によって生み出された収益・成果について、マルチステークホルダーへの適切な分配を行うことが、賃金引き上げのモメンタムの維持や経済の持続的発展につながるという観点から、従業員への還元や取引先への配慮が重要であることを踏まえ、以下の取り組みを進めてまいります。
記
当社は、経営資源の成長分野への重点的な投入、従業員の能力開発やスキル向上等を通じて、持続的な成長と生産性向上に取り組み、付加価値の最大化に注力します。そのうえで、生み出した収益・成果に基づいて、経済・景気・物価の動向等の外的要素と自社の従業員構成や支払い能力などを踏まえた適切な方法による賃金の引き上げを行うとともに、それ以外の総合的な処遇改善としても、従業員のエンゲージメント向上やさらなる生産性の向上に資するよう、人財投資を中心に積極的に取り組むことを通じて、従業員への持続的な還元を目指します。
具体的には、賃金の引き上げについて、当社の経営理念(クレスコ憲章)にある「実力本位」に基づき、その成果・業績・市場価値等を考慮したうえで、「人事評価に基づく毎年の昇給」「定期的なベースアップ」「賞与原資の配分」を適切に実施しており、これらを持続的に実現できるよう最大限の企業努力を続けてまいります。さらに、人財投資について、積極的に多様な人材を確保するとともに、従業員ひとりひとりに即した教育強化や次世代経営・マネジメント人財の育成などに取り組んでまいります。
当社はパートナーシップ構築宣言の内容遵守に、引き続き、取り組んでまいります。
パートナーシップ構築宣言の登録日
2022年8月9日
パートナーシップ構築宣言のURL
https://www.biz-partnership.jp/declaration/16231-07-00-tokyo.pdf
これらの項目について、取り組み状況の確認を行いつつ、着実な取り組みを進めてまいります。
以上
2023年 2月 10日
株式会社クレスコ 代表取締役 社長執行役員 冨永 宏