こんにちは、経営企画室の梶です。

この記事は 『CRESCO Advent Calendar 202021日目の記事です。

2020年も残りあとわずかですが、今年は本当に激動の一年になりました。


当社にとっても多くのニューノーマルを実現した一年となりました。


今回は、
1年前に私が掲げた『Microsoft Teams全社展開!!~エンゲージメントを高めるチーム・組織づくりへの飽くなき挑戦~』についてのその後を、Microsoft Teamsとともに、完全主観(!?)のランキング形式で2020年をふりかえりたいと思います。

Microsoft Teams活用ランキング発表!

私が「あっいいな」「これはエモいな」と感じたものを、ランキング形式で発表します。それでは早速まいります!

第3位!コロナ禍でも学びを止めない!

これまで本社や各事業所で行われていた各種勉強会やコミュニティ活動も、3~4月でオンライン化が進んでいきました。
私の所属する『グラレコ勉強会』もTeamsを活用し、各メンバーの日々のアウトプットを投稿してメンバー同士でフィードバックを得られる仕組みにしています。
#勉強会メンバーが過去に書いた記事がこちら!1年経って仲間も増えました♪
フィードバックといってもグラレコの先生はいないので(笑)、「ここがいいね!」とか日記に対して共感・感想をコメント投稿しあっています。

本邦初公開!!3年ほど前から彗星の如く現れた当社の非公認キャラクター「Ambiってるマン」が決まった日時に投稿し、勉強会メンバーのアウトプットを促します。

こちらのTeamsお知らせ投稿は、Microsoft Teams × Power Automateで、ノンコーディングでさほど時間もかからずに作成できます。
#Power Automateについては当社RPAチームが記事を書いてますので、併せてチェックしてみてください♪

STAY HOME中もオンライン上でつながり、日々の生活の記録を楽しむことができました。

第2位!コロナ禍だからこそ、感情共有を!

4月に入社した新入社員は、入社2~3日目にTeamsハンズオンセミナーを受講(その記事はこちら)、そこから約3か月間に渡る新人研修を完全オンライン環境で学び続けました。

緊急事態宣言解除された翌6月。毎年恒例の新人成果発表会は、本社に会場を設けることなくTeams会議で完全オンライン上で開催。

例年であればロケーション的に品川本社の社員以外は参加が難しい成果発表会も、オンラインでは全国の事業所から新入社員の発表を見守ることができました。
新人にエールを送る熱量はロケーションの壁を越え、オンラインの場にも温かい空気が包まれました。

成果発表会後は社員からも称賛コメントが寄せられました。グッときます。

番外編!Teams+αの活用!

ランキングには入らなかったものの、Teams活用についての番外編をお届けいたします。

7月、Teamsの全社員アクティビティログをセルフBIツールの「Tableau」(PowerBIでなくてすみません・・)に投入し、Teams上での社員コミュニケーションについて見える化も行いました。事業部や自部門のコミュニケーション施策に活用してもらえるよう、作成したダッシュボードはライン職にも共有しています。オレンジが1Q、青が2Qのデータとなり、Teamsの利活用度合いも見える化してます。

7月に登場したTeamsの新機能「トゥギャザー(絆)モード(日本語表記ですと集合モードと呼ばれているようですね)」を活用した部長座談会オンラインイベントを8月に開催!
Teams会議チャットを併用しながら登壇者とのコミュニケーションができるインタラクティブな場の醸成ができました。

10月からはTeams会議×Microsoft Steramを活用して、社内ラジオ『くれらじ』の配信をスタートしました!

Youtuberのような(笑)映像付き動画配信も検討したのですが、1本あたりにかける制作コストや他の社員の出演ハードルが上がるということを理由に、声だけ=ラジオという形にしています。
静止画スライドを差し込みつつ、画面共有しながら収録。収録から動画のトリミングなどの軽微な編集を経て最短2営業日で社員にクイックにお届けできる、ニューノーマル時代に併せたコンテンツ制作&配信です。
となんだか偉そうに言ってますが、もう一人のメインパーソナリティーがほぼ一人で回しています!!

さらには、Microsoft Formsでリスナーメール受付のコメント箱をセットし、ラジオ終了後に自然な形で投稿してもらう双方向コミュニケーションの仕組みも!こんなところにもTeams+Microsoft365の利便性&可能性を感じています。表示されているサムネイルも、もちろんPowerPointですw


第一回のゲストには当社の社長にも出演していただき、インフォーマルなラジオの場だからこそ出る何気ない話が社員の反響を呼んでいます。新たな当社の人気コンテンツ&カルチャーになりそうな予感です。

第1位!全社カイゼンプラットフォーム『ヨクスル』誕生!

番外編に熱量を注ぎ込みすぎてしまいましたが(笑)、気を取り直して第1位の発表です。

2020年はなんといってもTeamsを活用した全社員参加型の提案&カイゼンプラットフォーム『ヨクスル』でしょう!
2020年初めのコロナウィルスが本格化する前からライン長の有志によって企画され運用されています。

4月からスタートしたこの『ヨクスル』も毎月改善提案が増えていき、30件(2020/12月現在)を超えました。社員一人一人のアイディアが、周囲にいる社員やステークホルダー、会社を”よりヨクスル”していってます。

ヨクスル案件の1つに「コロナ禍でも会議室をみんなが気持ちよく使えるようにしたい」というのがあり、グラレコチームとのコラボも実現しました!!
#あっ製作者は私ではありません・・かわいいですよね♪
オンライン会議が主流となりなかなかオフィスに行く機会もありませんが、当社の会議室に訪問された際はぜひご覧ください!

縁あって、9月には日本マイクロソフト株式会社のプレスラウンドテーブルにて、Teams の活用事例として取材を受け、各メディアに取り上げていただきました。
https://www.cresco.co.jp/news/2020/09/15/20200915_topic.html

当社のニュースリリース後に出た以下の記事が、一番詳しく『ヨクスル』について紹介していただいておりますので(笑)併せてご紹介しておきます!


こうした取材(しかもオンライン)は初めてでしたので緊張しましたが、私自身とてもいい経験となりました。関係者の皆様この場を借りてお礼申し上げます、ありがとうございました!

結局のところ、エンゲージメントは高まったのか?

Teams全社展開から1年と数か月経ちました。
こうしてふりかえってみると、コロナ禍でも「●●だからできない」ではなく「まずやってみよう」「やりながらカイゼンしていこう」と、多くのチャレンジができた気がします。

一方で、記事途中で紹介したTeams利用状況のデータを分析していくと、活用できている部門とまだまだ発展中の部門があったりするのも事実です。
その環境の違いや特性、生産性の差がもし発見できれば、カイゼン余地ありで今以上にヨクナルかもしれません。

Teams活用はエンゲージメント向上の手段の1つに過ぎませんが、ニューノーマル時代の社員同士、社員と会社のつながりについて引き続き模索してまいります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。