2020年1月6日
株式会社クレスコ  広報IR推進室

代表取締役 社長執行役員 根元浩幸 による、社員に対する年頭挨拶の要旨を下記の通りお知らせいたします。

年頭の挨拶

社員のみなさん、新年あけましておめでとうございます。
今回の年末年始は、カレンダーの並びが良く9連休でした。みなさんリフレッシュできたでしょうか? 年末年始に仕事をされた方は、必ず代休を取得してください。

 

昨年を振り返ると、5月に元号が令和に変わり新しい時代がスタートした一方で、秋には台風・豪雨の災害により、停電・水害・交通機関の麻痺が頻発し、自然の脅威を痛感しました。また、コンビニエンスストアの営業時間短縮にみられるように人手不足に拍車がかかりました。統計によると、日本では今後10年間に毎年100万人の労働人口が減っていくそうです。
世の中が大きく変わることにより、クレスコのお客様は変化せざるを得ない状況です。お客様が変化に対応するには必ずと言っていいほど「IT」がキーとなります。お客様のデジタル変革をリードするクレスコにとって、ビジネス機会の継続を意味します。この機会をモノにするためには、クレスコは「変化」ではなく「進化」する必要があります。例えば、昨年から本格的に取組んでいるクラウド・AIといった技術スキルの習得・仕事のシフト、海外・シニア人財の活用、オフショア・ニアショアの活用です。クレスコでは、昨年10月にベトナムの現地法人「クレスコベトナム」を設立しました。今迄以上に、開発のオフショア活用を積極的に進めます。今年4月には新入社員として7名の外国籍の方たちが仲間入りします。これからは海外の技術者の方たちと、仕事をすることが増えるのは確実です。また、プロジェクトチームの組み方や仕事の進め方も変えていく必要があります。「プレースタイルの変革」です。重要なことは「対話」です。変化をスムーズに進めるためには、チーム内でお客様と上司や部下といったステークホルダー間で、理解を共有する対話が今迄以上に重要です。

 

今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、日本にとって華やかで夢のある1年となります。
クレスコにとっては、5ヶ年ビジョン「CRESCO Ambition 2020」の最終年であり、次のビジョンを検討する節目の1年です。
メインイベントとして、5年振りに「クレスコフェア2020」を11月28日(土)に開催を計画しています。クレスコフェアは、ITを活用した作品の展示・プレゼン大会で、全社を挙げてのクレスコ伝統の祭典です。社員の家族やお客様を招待する予定です。
また、社員のみなさんの働き方に関する改革を行います。4月から、1日の勤務時間を8時間から7時間30分へ変更します。これまでも、残業削減と有給休暇取得を推進しており、会社として更に改革を進めるための施策です。仕事を効率化し、空いた時間を有効に使ってください。

 

さいごに、お客様がクレスコに期待するのは何か?
これは、やはり「仕事の品質」です。今年も「品質」を心に留めて仕事に取組んでください。クレスコの企業価値向上に繋がるのは間違いありません。

 

社員のみなさんにとって、健康で充実した1年となることを祈りつつ、新年のあいさつといたします。

以上