こんにちは。技術研究所の「みゃーたん」です。
この日記は、SEOの初心者が「クレスコ ブログ」で検索結果1位をとるまでを
つづる日記です(現在進行中)。
ちなみに現在は2015/11/18現在は第6位です。
9月から弊社技術研究所内のみで閲覧していたクレスコエンジニアブログ。
2015/10/29についに公開になりました!!
ブログのオープンを技術研究所の所長に報告したところ、第一声は、
「え、もう、じゃあ検索でひっかかるの?」
でした。
そう、オープンしたら、検索エンジンの検索結果に出てきて、
見てもらえるようにしなければブログの効果が薄くなってしまいます。
前回の記事で、検索エンジンで引っかかるようにするためには、クローラーに
発見してもらう必要がある、ということを記載させていただきました。
もう少し詳しく書くと、クローラーに発見してもらって、更にGoogleのインデックスに
登録される必要があります。
インデックス(Index)は見出しという意味です。検索を早くするために、
データベースにつけるあれです。
(新人のとき、データベース研修をやったときに、データベースのインデックスについて習ったなぁ。)
Googleのインデックスの詳細な仕様は公表されていませんが、
インデックスのイメージとしては、「付箋(ふせん)」です。
何かデータを検索するときに、前から1つ1つデータを検索するより、
インデックス(見出し)を付箋で付けておくと速いでしょ、という感覚です。
要は、クローラーが集めてきた情報をデータベースに格納して、検索が早くなるように
見出しをつけている、というイメージでいいと思います。
さて、公開もしたことだし、早くクロールに来てくれないかぁ~とどきどきしながら待っていた私。
【2015/10/29 公開から2時間】
「クレスコ ブログ」でgoogle検索してみる。

・・・ひっかからない。
検索ワードをもう少し絞ると出てきたりしないかな~と思い、投稿されていた記事の
キーワードを追加してgoogle検索してみる。
「クレスコ ブログ java redmine 朝活」

・・・ひっかからない。
クローラーがまだ巡回しておらず、インデックスに登録されていないのか、
それともインデックスに登録はされているものの、別の要因で検索に引っかからないのか、
どっちなのかよくわからない・・・
そこで調べてみたところ、GoogleChromeブラウザでは、
「site:[調べたいURL]」で、検索をすると、インデックス登録されているかどうか調べられる、ということがわかりました。
実行してみたところ、やはり、インデックスに登録されていない、ということがわかりました。

どうやら、公開して2時間程度では、クローラーは巡回に来てくれないようです。
※のちに調べたところ、一般にクローラーは速ければ5日、遅ければ1ヶ月くらいに1回のペースで
巡回している、といわれていることがわかりました。
私は5日待ったのですが、インデックス登録されなかったので、結局手動で
インデックス登録をすることにしました。
手動でインデックス登録するには、
「Google Search Console(旧名:Googleウェブマスターツール)」から
「Fetch as Google」を使用し、検索エンジンにクロール依頼を出す必要があります。
- 「Google Search Console」にアクセスし、Googleアカウントでログインします。
※Google Search Consoleを使用するためには、Googleアカウントが必要になります。 - 登録したいサイトをクリックします。
サイトの登録をしていない場合は「プロパティを追加」から追加できます。

3.「Fetch as Google」をクリックします。

4. クロール依頼をしたいURLを入力します。
空欄のままにすると、サイトのルートページが取得されます。

5. オプションで、取得を行うクローラーの種類を選択します。
PC用のサイトであれば、「PC」を、スマートフォン専用のサイトであれば、「モバイル:スマートフォン」を選択します。
ちなみに、モバイル:XHTML/VML はフィーチャーフォン、モバイル:cHTMLは主に日本版のフィーチャーフォン。いわゆるガラケーを指します。

6. 「取得」、もしくは「取得してレンダリング」をクリックします(ブログサイトであれば、「取得」でよいと思います)。
30秒ほど待つと、「インデックスに送信」ボタンが出現しますので、「インデックスに送信」ボタンをクリックします。

7. 「このURLのみをクロールする」もしくは、「このURLと直接リンクをクロールする」
のどちらかにチェックを入れて、「送信」ボタンをクリックします。

【補足】
「このURLと直接リンクをクロールする」は月間10件までとなっています。
(私はすでに使い切ってしまっているので、残り0件となっています。)
8. 「インデックスに送信」ボタンが[インデックスに通信されたURL]にメッセージが変わったことを確認します。なお、日付はGMTにて表示されます。
時差があるので、ビックリしないようにしましょう。

これで、すぐに検索エンジンで検索することが可能になります!
ページ | 前回クロール日時 | 2015/11/18現在の
クロール日時 |
トップページ | 2015/11/13 1:09 | 2015/11/15 19:48 |
リフレッシュMeetup vol.7実施報告 | 2015/11/4 5:50 | 2015/11/17 8:08 |
開発技術SIGの活動について | 2015/11/4 5:50 | 2015/11/4 5:50 |
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OSSとRedmineAPIを利用したメトリクス収集について | 2015/11/4 5:50 | 2015/11/8 2:21 |
社内コワーキングJellyイベントを開催してみた | 2015/11/4 5:50 | 2015/11/4 7:38 |
WebSocket のクライアントを作ってみた (Java で) | 2015/11/10 5:36 | 2015/11/10 5:36 |
自然言語分類器 IBM Watson Natural Language Classifier(前編) | 2015/11/13 1:09 | 2015/11/13 1:09 |
※日時はGMT
さて、手動でインデックス登録をしてみたはいいものの、
果たして、本当にまた再度クロールに来てくれるのか、気になったので、調べてみました。
上の表の前回クロール日は、「Fetch as google」をして手動でインデックス登録をした日時、2015/11/18現在のクロール日はGoogleのキャッシュが登録された日としました。
(ページがクロールされると、Googleサーバー内にキャッシュとしてページが保存されるため。)
1つのサイトのページはほぼ同時刻にクロールされるもの、と思っていましたが、
11/18現在のクロール日時にはばらつきが見られました。
一般に、よく更新されたり、よく閲覧されるページはクロールされる頻度が高いといわれていますが、
まだ本ブログはそこまで閲覧されていないので、単純に誤差の範囲かなと思っています。
検索結果から、小さい▼ボタンをクリックして出てくる、「キャッシュ」をクリックします。

ページの情報が取得された日時が表示されます。

サイトマップとは、サイト内のページリンクをまとめたものです。サイトマップを「Google Search Console」に登録し、
クローラーに知らせてあげることで、クローラーがサイトの構成を理解しやすくなり、
クロールし易くなる、という利点があります。
ブログサイトの場合だと、常に記事の更新が入るので、各ブログサーバーなどのツールを使用するといいと思います。
更新のたびに「Fetch as Google」するのも大変なので、
本ブログは記事の更新が入るたびに、サイトマップを検索エンジンに通知する機能を入れようかなと思っています。
それまでは、記事の更新のたびに「Fetch as Google」をし続けます。
google検索の結果に出力させるには、まずは「Fetch as Google」をしちゃいましょう!
すぐに、検索エンジンにて検索可能になるので、モチベーションが上がります。
検索エンジンでもひっかかるんだよ~と宣伝することもできます。
王道はサイトマップを作成し、GoogleSearchConsoleに登録するですが、それはその後でもいいかなと思います。
それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。