ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言
当社では多様な属性・専門性・経験・価値観を持つ個人を尊重し、ひとりひとりがその能力を最大限に発揮することにより、新たな価値を創造できると考えております。このため、当社では多様な人財が活躍できる環境を整備するとともに、お互いを認め、高め合う職場を実現するためのさまざまな取り組みを進めております。
当社の企業理念であるクレスコ憲章では、「クレスコは人間中心、実力本位の会社である」と掲げており、ダイバーシティ&インクルージョンを推進することにより、個人・企業の成長に繋げ、お客様と社会へ高度な価値を提供してまいります。
2023年4月1日
株式会社クレスコ
代表取締役 社長執行役員 冨永 宏
<クレスコ憲章>
一、クレスコ は人間中心、実力本位の会社である
一、クレスコ は自由、若さ、夢を持つ会社である
一、クレスコ は最高の技術を発揮する会社である
一、クレスコ は皆が経営する会社である
一、クレスコ は世界で生きる会社である
D&I事務局および各推進担当チームが中心となり、各部門や社員と連携を図っています。
また、各年度の取り組み結果および次年度の取り組みについては、社長を最高責任者として執行役員等により構成される「取締役会」へ報告し、社外取締役も含む意見交換等を通じて、改善と向上に努めながらD&Iを推進しています。
社員ひとりひとりが活躍し、新たな価値を提供できるよう、次の取り組みを行っています。
当社では、女性の採用や女性が管理職を目指せる仕組み作り、結婚・出産後も継続して働くことができる環境作りに取り組んでおります。
- 女性社員のキャリア形成支援
- ライフイベントとキャリアを考える会の実施
- 計画的な管理職候補者の育成
- ママパパサポート制度導入(育児経験者が、初めて出産・育児を経験する社員や、仕事と育児の両立に不安を抱える社員を支援する制度)
- 積極的な女性社員の登用・女性社員比率向上
- 女性管理職比率10%以上(業界平均8.2% ※2022年)
- 2020年6月株主総会で初の女性の取締役(社外)を選任
- 社員に占める女性比率25%以上
国籍に関わらず、外国籍の方を継続的に採用しており、2023年4月現在、21名が活躍しています。国内だけでなく、海外にまで採用活動の範囲を広げ、優秀な人材確保を進めています。異なる価値観や文化を持つ人材がともに仕事をし、多様化が進むことで、これまでの価値観に捉われない対応、発想や創造が期待できます。
2008年から障がいのある方の採用を継続的に行っており、2023年4月現在、25名が活躍しています。配属部署のメンバーには事前に、盲導犬協会や職業能力開発センターの方から、障がいの特性、注意を払う点、フォローの仕方等の説明を受け、障がいのある方が働きやすい環境を整えています。
雇用支援の内容
- 社内環境のバリアフリー化
- 人事部・社内キャリアコンサルタントによる定期面談およびメンターによるサポート
- 障がいの特性に応じた職務の割り当て
- 通勤・勤務場所の配慮(テレワーク勤務、自動車・グリーン車通勤)
- 視覚障がい者向け文字読み上げツールの適用
育児、介護、傷病治療と仕事を両立できる環境を整備しています。
仕事と育児の両立支援については、法定水準を超える取り組みを行っています。男女ともに制度利用者が多いため、外部からも評価され、厚生労働大臣より、2010年から4期連続で「子育てサポート認定事業主マーク(くるみん)」の認定を受けております。2019年には、「くるみん」認定企業のうち、さらに高い水準の実績を上げている企業として、「プラチナくるみん」の認定を受けました。
男女問わず育児休業・育児目的休暇(※)の取得を推進し、取得を望む社員が100%取得できる職場を目指しています。
※育児目的休暇:出産・育児の目的で取得する慶事休暇および失効年次有給休暇
- 仕事と育児の両立支援
- 妊娠中の女性社員の勤務等を配慮
- 健診日に有給の「母子健診休暇」を取得可能
- 妊娠中につわり等で体調が悪い場合、60日を限度として「マタニティ休暇」を取得可能
- 通勤区間に新幹線やグリーン車を利用できる区間があれば利用可能
- 育児に配慮した柔軟な勤務制度を整備
- 子が小学校を卒業するまでの期間、1日4時間までを限度とする短時間勤務を利用可能
- ベビーシッター利用時の費用補助制度導入
- 法を上回る育児休業(育児目的休暇)制度を導入
- 子が3歳に達した後の最初の4月30日まで育児休業を取得可能
- 配偶者が出産したときに5労働日まで特別休暇を取得可能
- 子の出生後6ヵ月以内に10日を限度に失効年次有給休暇を取得可能
(特別休暇と組み合わせることで、約3週間の連続休暇が可能)
- 妊娠中の女性社員の勤務等を配慮
- 仕事と介護の両立支援
法を上回る介護休業制度を導入- 対象家族を介護する場合、対象家族1人につき、原則として6回まで、通算365日を限度として、介護休業を取得可能
- 対象家族を介護する場合、1日4時間までを限度とする短時間勤務を利用可能
- 仕事と治療の両立支援
詳細は「健康経営」をご覧ください。
次世代に向けた多様な人財を求めて、『これだけは負けない!』という経験や実績がある方の努力・挑戦・情熱には大きな価値があると考え、2013年度の新規卒業者採用からユニーク採用枠を設けています。
受験資格は『他者に負けない個性・能力・思考』をアピールできる方で、エントリー部門は「スポーツ部門」「IT部門」「ユニーク部門」を設けています。
詳細は「ユニーク採用枠選考」をご覧ください。
社員の多様な価値観を尊重し、安心して活躍できるよう、LGBTQ(※)にフレンドリーな企業を目指しています。
※LGBTQ:
次の言葉の頭文字を並べたもの
女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、性同一性障害を含む性別越境者(トランスジェンダー、Transgender)、自身の性自認や性的指向が定まっていない、もしくは意図的に定めていない者(クエスチョニング、Questioning)、性的マイノリティ(クィア、Queer)
雇用支援の内容
- 同姓パートナーを配偶者と同様とみなし、社内規則を適用するパートナーシップ制度を導入
- 戸籍上と異なる性別での処遇を認める
- 社内設備(トイレ等)の配慮