当社では社員ひとりひとりが心から仕事を楽しみ実力を発揮できるよう、多様で柔軟な働き方を推進しています。また健全な労働環境を整備するため、時間管理や休暇取得にも注力しています。社員が心身ともに健康で、仕事・私生活においても満たされ充実感がある状態(ウェルビーイング)を実現することで、社員のパフォーマンスをさらに引き上げ、社員の成長と定着を促進します。

2020年4月から導入したテレワーク勤務制度が定着し、2022年時点では1日あたり約6割の社員が同制度を活用して働いております。デジタルツールの積極的な導入やWEB会議の利用、ペーパーレス化推進により効率的な働き方を実現しています。
また、働く人同士の円滑なコミュニケーションや一体感の醸成、メンバー育成の観点から、お互いに出社して働くことも重要であると考え、テレワークと出社を組み合わせた、業務に応じた最適な働き方を推進しています。
2021年からは、コアタイムのないフルフレックスタイム制勤務を導入しており、働く時間・場所ともに柔軟性を高め、多様な社員がプロフェッショナルとして、生産性の向上とワークライフバランスを実現できるよう支援しています。
テレワーク※ |
在宅勤務 |
オフィスに出勤せず、自宅で仕事を行う |
シェアオフィス勤務 |
当社が認めたサテライトオフィス等で仕事を行う |
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モバイル勤務 |
当社が定める場所(顧客先、カフェ、移動中など)で仕事を行う |
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在宅勤務手当 |
主に在宅で勤務する社員に対し、光熱費、通信費等を補助する手当 月7,000円 |
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出社 (オフィス勤務) |
フリーアドレス |
オフィスの多くのエリアはフリーアドレス。コミュニケーションを促進するエリアや集中力向上を後押しするエリアも配置。 |
通勤者支援手当 |
主に出社する社員に対し、通勤にかかる心身の負担やお客様先常駐等を支援する手当 月3,000円(別途通勤手当も支給) |
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フルフレックスタイム制勤務 |
コアタイムがないフレックスタイム制度(フレキシブルタイム 7:00~22:00) |
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短時間勤務(育児・介護) |
小学校卒業までの子の育児をする場合や、対象家族を介護する場合、最大で1日4時間まで勤務時間を短縮できる |
※テレワーク適用時は当社基準のセキュリティルールを遵守する必要があります
※災害や感染症流行時の業務継続においてはテレワークを推進します
社員の心身の健康を守り、健全な労働環境を実現のためには、労働時間の抑制や年次有給休暇の取得促進が重要です。当社では、労働時間については経営による労働時間監査や業務効率化による労働時間の抑制等を実施し、有給休暇については法律を上回る有給休暇付与日数を実現するほか、最低年8日取得の方針を掲げるとともに、取得奨励日を年複数日設け、有給休暇の取得を促進しています。
また、1時間単位で休暇を取得できる「時間単位年次有給休暇」を、最大年間40時間取得可能とすることでよりフレキシブルな働き方を推進しています。
月間所定外労働時間・年次有給休暇取得率は[社員の姿]ページをご覧ください。
終業時刻と次の始業時刻までの休息時間(インターバル)を10時間以上設けるよう推奨しています。1日の勤務終了後、翌日の出社までの間に、一定の休息時間を確保することで、十分な生活時間や睡眠時間を確保でき、働き方改革の他の取り組みとあわせて実施することで、健康やワークライフバランスの確保策として、一層効果が上がると考えています。
2020年4月から、仕事を効率化し空いた時間を有効に活用することを目的として、1日あたりの所定労働時間を8時間から7時間30分に変更しました。これによって、仕事を効率化することによる生産性の向上、また生産性の向上によって創出した時間を家族との時間に費やすことや自己研鑽に充てることを期待しています。
毎月第3水曜日をスーパー・リフレッシュデーとし、17時30分の退社を必須としています。また、それ以外の水曜日はリフレッシュデーとし、17時30分の退社を推奨しています。ノー残業デーの実施により、退社後の時間を有効に活用できます。退社後の時間を有意義に過ごすことで、各人のモチベーションのアップと業務の効率化を実現するきっかけになります。
社員がこれまで以上に専門性や強みといったスペシャリティを追求し、実力に即した処遇を実現する制度です。組織・社員の成長を促し、社会やお客様に貢献します。
職務・職責を成長戦略に応じて7等級・16職種に分類し、複線型キャリアパスを実現します。
【職種例】
- 技術系上位等級職位に、シニアテクニカルエグゼクティブを新設
- ビジネスデベロップメントスペシャリストを新設
- 営業専門職として、セールススペシャリストを再定義
- 管理部門専門職として、コーポレートオペレーションスペシャリストを再定義
- テクニカルスペシャリストを4職種に細分化
(プロジェクトマネジャー、デジタルテクノロジースペシャリスト、ITアーキテクト、コンサルタント)
- 昇格基準を見直し、若手社員の早期の登用も可能とします。
- 年功的な要素があった昇給・賞与を廃止し、相対評価を実現します。
- 目標設定や実力を適正に評価するため、新たに組織横断の人財管理担当を設けます。
当社は、全社員が高いエンゲージメントを保ち、自発的な貢献意欲を醸成させ、主体的かつ挑戦的に仕事へ取り組む職場環境を創り上げるために、課題や改善状況を把握する指標として2021年9月よりエンゲージメントサーベイを実施しています。
エンゲージメントの総合スコアとともに、クレスコグループ行動指針「さらなる高みへ」「勇敢に進もう」「もっと面白く」と、ブランドロゴに込めた「枠にとらわれない考え方や開発に挑戦し、社会を前進、成長させる」という想いの浸透を確認するための重要なKPIとして「挑戦する風土」の項目に注目しています。
現状に満足せず組織や会社をさらに良くしていくために、サーベイの高い回答率を保ち、社員の実態を把握して、社員の成長や企業価値の向上につながる改善を重ねてまいります。
指標 |
2021年度 |
2022年度 |
2023年度 |
業界平均 |
総合スコア |
65.1 |
64.8 |
64.4 |
64 |
挑戦する風土 |
61.7 |
62.7 |
62.8 |
56 |
測定人数 |
1248人 |
1296人 |
1357人 |
- |
回答率 |
83.6% |
82.5% |
82.1% |
- |
※測定ツール:組織エンゲージメント測定システム「wevox」(期中平均値)
- 朝活!勉強会 (始業前の時間を利用して、さまざまな業界や部署の知識を共有する勉強会)
- 共済会キックオフ補助(入社社員の歓迎、部内コミュニケーションを活性化させる会合向け)
- 従業員持株会、財形貯蓄制度、確定拠出年金、マッチング拠出(資産形成の支援)
- イントレプレナー支援プログラム(社内の事業化アイデアをもつ社員の支援)
- クレカム(経営ビジョン実現に向けてグループ各社の社員がディスカッションするオフサイトミーティング)
- クレスコ KICKOFF(毎年実施する、前年度の成果や当該年度の経営方針説明等の場)
- クレスコ・ローテーション・プログラム (一定の条件を満たしている場合に、公募・FAにより異動希望を申し出る制度)
- ヨクシル(257KB) (面談実施者の言葉や話し方を評価する面談評価システムの活用)
- ヨクスル(社員が年齢、役職問わず気楽にまじめな提案をする場)
- CRESCO All Hands(経営ビジョンや中期経営計画の進捗、施策やキャリア採用社員の紹介等、時節に合わせたコンテンツを配信する毎月の双方向コミュニケーションの場)
- CRESCO AWARD(「さらなる高みへ」「勇敢に進もう」「もっと面白く」をより体現した社員を自薦・他薦で表彰)
- CrePT(業務効率化および提案内容の高度化を目的とした、当社社員向け生成AIチャットサービス)
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2023年07月31日 AIを活用した面談評価システム「ヨクシル」の社内利用を開始しました (257KB)
- 2022年11月11日 「第6回日経スマートワーク経営調査」で3つ星評価を獲得しました
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2022年05月19日 本社オフィスの一部をニューノーマル仕様にリニューアル (475KB)
- 2021年11月10日 「第5回 日経スマートワーク経営調査」で3つ星の評価を獲得しました
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2021年01月25日 新時代に適応した専門性や実力を重視した人事制度改革 2021年4月からクレスコ版ジョブ型人事制度をスタート (301KB)
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2020年09月28日 社内デジタル変革(DX)で「ニューノーマルな働き方」に大きく舵きり (342KB)
- 2020年05月15日 クレスコは、世の中全体でリモートワークの障壁を取り除いていく活動「#取引先にもリモートワークを」に参加します
- 2019年04月19日 「通年 服装自由化」実施のお知らせ
- 2019年04月01日 「働き方改革」への弊社取組みについて