株主・投資家のみなさまへ [39期 第1四半期]

株主・投資家のみなさまには日頃から格別のご支援をいただき、心より御礼申し上げます。クレスコグループの第39期 第1四半期(2026年4月1日~6月30日)決算がまとまりましたので、ご報告申し上げます。

当第1四半期の経営環境

中東情勢の緊迫化を受けた原油および派生製品の価格高騰や、インフレ対策としての日本国内の政策金利の引上げと継続する円安傾向など、企業の投資活動にマイナスとなる事象が引き続き発生しており、クレスコグループの顧客企業においても投資案件を選別する動きがみられました。一方で、従来からのセキュリティ投資やレガシーシステムの刷新投資は引き続き旺盛であり、加えて昨今の生成AIブームを受け、生成AIを活用した情報システム投資案件の引き合いが増えております。
当社が属するIT業界/SE業界は、ハイパースケーラーやフロンティアAI企業に押されて成長性が鈍化するとの懸念も聞きおよびますが、クレスコグループは現状を適切に把握し分析したうえで、新規技術を積極的に取り入れることで新しい時代に即したIT企業として引き続き企業価値の向上に向けて取り組んでまいります。

 

このような経営環境のもと、クレスコグループは2024年度を初年度とする『中期経営計画2026』を進めており、最終年度である当年度における「連結売上高700億円」「連結営業利益率11.5%」「連結ROE15%」の達成を財務KPIとして掲げ、7つの成長戦略(①共創型モデルの確立、②品質リーダーシップ発揮、③人的資本経営推進、④技術・デジタルソリューションの拡張、⑤事業連携推進、⑥デジタル変革推進、⑦グループ一体経営)の実践を通じて、これらの財務KPIとクレスコグループとしてのミッションである『顧客とともに持続的に成長し、社会を前進させること』の実現を目指しております。

当期の取り組み

■ 組織および体制

当社においては、事業部門と営業部門の一体的な顧客アプローチを実現することを目的として、マーケットディベロップメント本部を改組し、営業担当者を事業本部の配下に組み込むことといたしました。また、人的資本経営をさらに推し進めるべく、コーポレートサービス本部内にヒューマンリソース統括部を設置し、従業員の採用・教育・幹部登用を効果的に行うための体制を整備いたしました。
クレスコグループにおいては、2026年4月1日付で当社が(株)オフィスメーションの全株式を取得し、連結子会社といたしました。同社は、マテリアルハンドリング分野の制御系システムに強みを有しており、クレスコグループの製造セグメントにおける業容拡大が期待されます。

■ 財務

2026年5月8日付で、100万株または20億円を上限とする自己株式の市場買付けを公表いたしました。当第1四半期連結累計期間における買付実績は、251,200株(取得価額の総額は3億80百万円)となっております。
また、同日付で自己株式100万株を消却することを公表いたしました。本消却の実施日は未定でありますが、上記自己株式の買付け完了後に実施することを予定しております。

■ 事業

当社が提供する「生成AI環境構築サービス」が、アマゾンウェブサービス(AWS)による技術レビュー「AWSファンデーショナルテクニカルレビュー(FTR)」の認定を取得いたしました。今回のFTR認定取得を契機として、お客様のクラウド環境におけるAIエージェントの活用や業務プロセス全体の高度化を支援してまいります。

今後の見通し

2027年3月期の第2四半期連結累計期間および通期の連結業績予想については、2026年5月8日に公表いたしました業績予想に変更はございません。今後の状況や事業動向等を踏まえ、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示いたします。

2026年8月
代表取締役会長 根元 浩幸
代表取締役 社長執行役員 冨永 宏