株主・投資家のみなさまへ [24期 第1四半期]

株主のみなさまには、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、当社企業グループ2012年3月期の第1四半期決算がまとまりましたので、ご報告申し上げます。当第1四半期決算の詳細につきましては、「2012年3月期 第1四半期 決算短信」をご覧下さい。

ご周知のとおり、当第1四半期(2011年4月1日~6月30日)の経営環境は、当初東日本大震災の影響で、新規設備投資や消費に対する閉塞感が拭えないまま推移いたしましたが、後半は復興需要が顕在化し、景況感の弱含みはあるものの改善基調となってまいりました。日銀短観(6月調査)におきましても、大企業製造業・非製造業の業況判断DIは、震災に伴うサプライチェーンの寸断・消費の萎縮・原発問題等の影響を受けてマイナスに転じておりますが、設備投資計画は全産業でプラスに転じており、国内のIT需要は慎重ながらも積極的な姿勢に変化しつつあることを示しております。

 

今年度は、次世代クレスコの創生に向けた重要な1年と位置づけ、「顧客創造」を基本方針に掲げて、グループ連携による営業活動の強化と新たなサービスメニューの開発に取り組んでおります。主要施策は以下のとおりです。

 

  1. 営業部門の拡充
  2. グループ本部の設置
  3. 擬似カンパニー制の強化
  4. 政策予算の確保
  5. モバイルへの取組み

昨今、お客様の期待やニーズは、従来型のシステム開発から、クラウドサービスやスマートデバイスを利活用したソリューション分野へと大きく変化しております。当社企業グループといたしましてはこの変化を追い風とすべく、企業のメインITソリューションパートナーとして、お客様満足度No.1を目指し、みなさまからのご信頼とご期待にお応えしてまいりますので、なお一層のご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

2011年8月

代表取締役会長兼社長