株主のみなさまには、平素より格別のご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、第24期（2011年4月1日～2012年3月31日）の決算がまとまりましたので、ご報告申し上げます。当期決算の詳細につきましては、「2012年3月期 決算短信」をご覧下さい。
当期の経営環境は、東日本大震災に始まり、欧州金融危機、円高、電力不足、タイの洪水など、予測不可能な出来事が連続した1年でございました。特に上半期は、震災の影響を受け、設備投資や消費に対する閉塞感が拭えないまま推移いたしました。下半期は、景気持ち直しのペースは緩やかでありましたが、設備投資や消費マインドは、概ね改善基調でございました｡
IT産業に対するお客様のニーズは、これまでの多くのコストと時間を要する大規模システム開発から、インターネット（クラウド）やスマートフォン、タブレットPCなどを利活用したシステム開発へと潮流が大きく変化しております。当社企業グループは、当期を「次世代クレスコ」の創生に向けた重要な1年と位置づけ、｢顧客創造｣を基本方針に掲げて、グループ連携による営業活動の強化、クレスコブランドの浸透、ニーズにマッチした新たなサービスメニューの開発に積極的に取り組んでまいりました｡
今後も、企業のメインITソリューションパートナーとして、お客様満足度No.1を目指し、みなさまからのご信頼とご期待にお応えしてまいります。なお一層のご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
2012年6月
代表取締役会長兼社長
岩﨑 俊雄
