株主・投資家のみなさまへ [29期 第3四半期]

株主のみなさまには、平素より格別のご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。
当社企業グループの第29期 第3四半期(2016年4月1日~2016年12月31日)決算がまとまりましたので、ご報告申し上げます。当期決算の詳細につきましては、「2017年3月期 第3四半期 決算短信」をご覧下さい。

当第3四半期の経営環境は、熊本地震やイギリスのEU離脱問題にはじまり、マイナス金利、アメリカ大統領選、為替や株価の変動など、懸念事項が相次ぎましたが、企業の投資意欲は拡大傾向となり、経営環境は緩やかに持ち直しました。このような経営環境の中、企業の戦略的なIT投資は、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ、ソーシャル技術)や先端技術(AI、ロボティクス、IoT等)への関心の高まりを背景に、ソフトウェア開発、システム開発の新たな需要を喚起し、当社企業グループの当第3四半期の業績は、前年比増収となりました。
 

特に、クラウドやAI、IoTに関する領域は、「ビジネスイノベーション」「働き方改革」「顧客サービスの質的向上」といった企業の競争力や生産性、顧客満足度の向上に直結するため、幅広い事業領域を有する当社企業グループにとって、優位性を発揮できる機会と捉えております。
 

このような事業機会を背景に更なる飛躍を果たすため、当社企業グループは、2016年4月から5ケ年の新ビジョン「CRESCO Ambition 2020」を掲げて事業を推進しており、新ビジョンのもと、当第3四半期は受注量の維持・拡大および市場の変化に即したサービスの開発、先端技術の取込みに、的確かつスピーディに対応すべく、開発体制の強化(人材の確保、育成等)、品質管理、グループ間連携に注力するとともに、先端技術(特に、AI、ロボティクス、IoT)の研究、新規事業の創出、各種サービス・ソリューションの拡販等に努めてまいりました。

 

 

今後も、企業のメインITソリューションパートナーとして、お客様満足度No.1を目指し、みなさまからのご信頼とご期待にお応えしてまいります。なお一層のご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

2017年2月
代表取締役社長 執行役員 根元 浩幸